我が家の網戸に、白くてつぶつぶのビーズ状の卵が並んでくっついていることがあります。
規則正しく並ぶ白くて丸い卵を産む虫の正体と、対策についてお話します。
網戸につく白い卵の正体
網戸に卵を産む虫は、色々いるけれど、丸くて白いつぶつぶした卵を産むのは、カメムシになります。
カメムシは、網戸の他、洗濯物にもよく卵を産みつけるので、洗濯物の被害の話もよく聞くんですよね。
もし網戸に卵を産みつけられているなら、外に干した洗濯物への産卵も、注意してみてくださいね。
日本でよくみられるカメムシだけでも、何十種類もいるわけで。
だから、カメムシの種類によって、卵の色や形など見た目も違います。
白くて丸いビーズ状の卵が網戸に並んでくっついているなら、我が家の場合、クサギカメムシの可能性が高いです。
クサギカメムシは、
- こげ茶色~黒っぽい体色
- 足やお尻のあたりが、黄色と黒のまだら模様になっていることがある
- 触覚が長い
などの特徴があり、人家の周りでよくみられるカメムシなんです。
特徴を知って、あああれか!!って思い当る人もいるんじゃないでしょうか。
網戸のつぶつぶ卵の量
網戸に産み付ける卵の量ですが、一匹で約10~100個程の卵を産みつけるので、ちょこっと付着している場合と、たっぷりびっしり付着している場合と、色々です。
びっしり付いている様子は、結構鳥肌ものですが・・・。
カメムシの成虫だって、2mm程度の隙間があれば、余裕で家の中に侵入してきます。
幼虫は、もっと小さいから、家の中への侵入は簡単なんです。
カメムシの卵が網戸に付いているのを見つけたら、駆除する方がいいと思います。
カメムシの孵化は、だいたい7日~10日ほど。
白い卵の中で、幼虫が育ち始めると、段々卵が黒っぽくなってきます。
クサギカメムシの幼虫は、一匹が孵化すると、どんどん孵化してくるので、なるべく早く駆除した方が安全です。
網戸に虫の卵で白いのの対策
網戸についたクサギカメムシの卵は、しっかりくっついていて、手で触れたくらいじゃ、簡単には落ちません。
定規のようなもので、卵をこそげ落とすのがいいですよ。
卵をこそげ落としたら、取りこぼしがないように、全部拾うようにしてくださいね。
残った卵から、幼虫が孵化すると、だいたい40~50日程度で成虫になるので、家の周りにカメムシが増えて、また洗濯物や網戸にくっついたり、産卵したり、家の中に侵入してきたり、被害が増える原因になります。
卵を取り除いた後は、カメムシ用の忌避剤や、カメムシが苦手な匂いや液体等を利用して、網戸に近寄らないように、対策をとってくださいね。
カメムシが網戸に産卵したなら、その網戸や周辺の環境は、カメムシにとって産卵しやすい場所ということになるので、再び産卵される可能性があります。
何度も卵を駆除するのも面倒なので、対策はしっかりしておくのが安心ですよ。
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まとめ
網戸から駆除したカメムシの卵は、潰したり、焼いたり、捨てたり、人によって処分の方法は色々です。
私は、一般ごみの日が近い時は、ガムテープに卵を包んで、ビニル袋に入れて、封をして処分しています。
もし、白いつぶつぶの卵を見つけても、産卵日が分からない、卵の中が黒くなり始めているなら、産卵日が近い可能性もあるから、すぐに処分することも考えた方がいいかもしれませんね。