抜いても抜いても生えてくる雑草のせいで、いつも家周りやお庭が草ぼうぼう。
最初は頑張って草取りしてたけど、どんどん映える雑草に気持ちもめげて、お庭が荒れ放題。
もう草むしりで労力や時間を無駄に使わないために、除草剤を使おうと考えているあなた。
除草剤の選び方や使い方、安全なおすすめ除草剤を紹介しますね。
除草剤の種類は庭の状態で決めよう
ホームセンターや園芸コーナーに行くと、除草剤たくさん種類あって迷いますよね。
除草剤を選ぶときの簡単なポイントを紹介します。
粒か液体か
除草剤って大きく分けると顆粒か液体の2つに分かれます。
粒状の除草剤
土の表面に粒上の除草剤を撒くと、薬の成分が徐々に地中に浸透していくんです。
浸透した除草成分を根っこが吸収することで、除草効果が発揮されるんですね。
除草効果は長い間持続します。
雑草が生える前から生え始めの頃に使うと、効果が出やすく持続しやすいです。
犬や猫などのペットを飼っていたり、小さいお子さんがいる家など、粒を触ったり口に入れたりする可能性がある場合は、気を付けた方がいいです。
また、粒状除草剤は育てている花や木なども枯らしてしまうんですね。
花壇・樹木の根元から範囲内(1~2m)、傾斜地など、撒いてはいけない場所があるので注意が必要です。
液剤の除草剤
葉や茎部分に直接かけて、葉や茎から除草成分を吸収させて、雑草を枯らせるのが液体除草剤の使い方。
ある程度、草が生えた状態で使用するのが効果的です。
効果と使用場所でどちらを使うか決める
長期間、雑草を生やしたくない場所
家の周りなど長期にわたって草むしりをしたくないなら、草が生えていない状況で、粒状の除草剤をまいておくのがいいです。
雑草以外の植物を枯らしたくない場合
庭に木が生えているとか、花や低木など植物を植えていたら、雑草と一緒に枯れてしまったら困りますよね。
枯らしたい雑草だけに除草剤の効果がでるよう、液体除草剤でピンポイントに除草するのがおすすめです。
雑草の発育状況で決める
庭が草ぼうぼうでこれから草むしりしようと考えているなら、液状除草剤を使えば、草むしりの手間が省けます。
庭に草は生えてない、または草取りした後なら、雑草が生えてくるのを予防する意味で、粒状除草剤を使いましょう。
結局液状と粒状どっちを使えばいいの?
粒状除草剤と液体除草剤を選ぶ条件をまとめてみました。
粒状除草剤
・ずっと雑草が生えないようにしたい
・花や木など大切に育てている植物が生えてない
・雑草が伸びていない
・ペットや子供が立ち入らない
液状除草剤
・雑草以外にも花や木など枯らしたくない植物が植えてある
・現在、雑草が伸びている
W使いも可能
とりあえず、今後雑草が生えない環境にしたいとは思う。
けれど、今生えている雑草をまずどうにかしないとー!!!という場合。
まず液状の除草剤を使って、伸び伸びになっている雑草を枯らします。
雑草が枯れたあとに、粒状の除草剤をまいて雑草の生育を予防すれば、雑草や草むしりの煩わしさや悩みが減ります。
除草剤おすすめ安全な種類
粒状除草剤おすすめ
ネコソギトップRX粒剤
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土にパラパラと撒くだけのお手軽な粒状除草剤。
撒いてから約6か月間、雑草の発生を抑えてくれる長期持続型の除草剤なんです。
雑草の丈が短い時に使えば、雑草が枯れた後の草の片付けがほとんどいらないのでラクチン。
草丈20㎝位までなら、草刈りせずに撒くことができますよ。
フマキラーオールキラー粒剤
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約6か月間、長期的に持続効果が期待できる粒剤の除草剤。
ヨモギ、ススキ、セイタカアワダチソウ、スギナなどに効果があります。
20㎝程成長した雑草も、根まで枯らす効果があります。
薬剤が土壌表面あたりに保たれるので、雑草のはつが抑制効果があります。
ネコソギエースV
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撒き始めて1~2週間程度で枯れ始めて、約1か月ほどで雑草はほとんど枯れます。
除草成分が土壌に残るため、約4~6か月間、新しい雑草の発生を予防する効果が持続します。
20㎝以下の雑草なら、そのまま散布して枯らせることができます。
毒物・劇薬ではなく、光合成などの植物の生理代謝機能を阻害して枯らすしくみです。
除草成分は、土の中の微生物によって少しずつ分解され消えていくので、半年に1度位のペースで除草剤を撒くと、1年を通して、雑草の発育を抑制することができます。
こっぱみじん
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雑草・根っこの両方を約30日程度で枯らしてくれます。
効き目は約3~6か月持続なので、雑草が枯れた後も発生を抑えてくれます。
そうはいっても、やはり雑草の伸び具合が20㎝位までが効果は期待できます。
液体除草剤おすすめ
アイリスオーヤマ 速効除草剤
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3~7日で効果が現れる速効性のある除草剤。
ボトルのまま散布できるストレートタイプなので、原液のまま葉や茎にかけることができます。
土への残留がないので、環境にも優しい安心な除草剤です。
ラウンドアップマックスロードALLⅡ
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キャップをあけると注ぎ口がシャワー上になっているので、枯らしたい雑草の葉にサッとかけることができます。
速効性があり、除草剤を撒いた翌日には雑草は枯れ始めます。
根まで枯らすので、再び生えてくる可能性が減ります。
土に落ちた除草成分は短時間で除草剤効果を失い、1時間以内に土壌中の微生物によって自然物に分解されるので安心です。
ラウンドアップは野生生物・鳥類・昆虫類にも安全性は高くて、世界の環境保全区や世界遺産の保護全活動にも利用されている除草剤なんですよ。
ネコソギシャワーAL
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樹木の周りなどのスポット散布にも便利な液体タイプの除草剤です。
スギナも枯らしてくれます。
注ぎ口がシャワー場になっていて現役のまま散布できるので、手元に届いたらすぐ使うことができます。
値段が手ごろなので購入しやすいです。
ネコソギクイックプロシャワー
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散布翌日から雑草が枯れ始める速効性で、次第に根まで枯らしてくれます。
土に落ちた除草成分は微生物が分解してくれるので、土を通じて他の植物に影響を与えることはありません。
シャワータイプなので、枯らした雑草にだけ散布できるので便利です。
一年生雑草は2~4日、多年生雑草では1~2週間程で枯れます。
液体と粒状両方の特性をもつ除草剤
除草剤の中には、液体の雑草を速効的に枯らせる効果と、粒状の発生抑制の持続効果を合わせ持つ除草剤もあります。
ただし、雑草以外の植物も枯らしてしまうので、扱い方には注意が必要です。
アース製薬カマイラズ草消滅
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こちらは液体だけれど、6か月間除草効果が持続する除草剤なんです。
即効性なので2,3日で効果が出始めて、あらゆる雑草を除草してくれます。
薄める必要がないので、手間なく撒くことができます。
錠剤の除草剤は、草丈20㎝以下が効果が発揮されやすい長さでしたが、こちらは草丈30㎝まで大丈夫。
植栽された植物にも有効なので、枯らしたく植物にかからないよう注意が必要です。
除草剤の効果的な使い方
粒状、液状どちらもより効果を発揮するための、効果的な使い方も紹介します。
粒状の除草剤の使用方法
粒状の除草剤を撒く土壌が乾燥していると効果が劣ります。
土が濡れている状態の方が粒状除草剤は効果を発揮しやすいんです。
雨が降ったあとなどのタイミングで撒くといいですし、ジョウロやホースで水を撒いてから粒状除草剤を撒くと効果がでやすいです。
液体除草剤の使用方法
液体の除草剤は雨に弱いです。
雨が降ると薬剤が流れてしまし、除草剤の効果が薄れてしまうんです。
液体除草剤を撒くときは、お天気予報で雨が降らないことを確認してから、除草剤をまいてくださいね。
まとめ
除草剤ってなんとなく怖い危険なイメージがありますが、土壌中に成分が残らない安全な除草剤もあります。
家周りや庭の雑草や草花などの状況と合わせて、ぴったりの除草剤みつけてくださいね。
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