家の網戸に、カメムシの卵を発見。
虫の卵、できるだけ早く目の前から消えてなくなってほしいところ。
今回は、網戸にカメムシの卵が付いていた場合の駆除方法についてお話します。
カメムシの卵を網戸から駆除
カメムシの卵、放っとけば、そのうち孵化して、どこかに行ってくれるかなあ~、と淡い期待をもつ人もいるかもしれません。
カメムシの幼虫が孵化して、どこかに行っても、卵の抜け殻はそのまま残っています。
また、カメムシの成虫は2mm程度の隙間があれば、平気で家の中に侵入してきます。
成虫より小さい幼虫なら、網戸の隙間から入ってくるのは、たやすいこと。
カメムシの幼虫は、植物の種子や果実などを好むので、もしかしたら、家の中でリンゴの果実をチューチュー吸って、成虫になることだって、可能性0じゃありません。
できたら、カメムシの卵を見つけた時点で、除去するのが、いいと思います。
カメムシの卵が取れない
手でこすって、ぽろぽろ落ちればいいんですけれどね。
カメムシの卵って、結構がっちり網戸にくっついていることも多いです。
方法としては、
- 定規等で削り取る
- ガムテープをくっつけて剥がし取る
などの方法があります。
カメムシの卵は、結構頑丈なので、手で触って簡単に崩れたり破れたりすることはありません。
一気に卵を取ってしまいましょう。
産卵から孵化までは、7日~10日くらい。
もし、卵の内側に黒いものが詰まっていたら、それは幼虫が成長している証。
早めに、網戸から卵を取り除いてしまいましょう。
もし、卵の中の幼虫が気になるなら、カメムシの卵に熱湯をかけるといいですよ。
卵が変色したら、カメムシの卵は生きていないので、安心して駆除できます。
カメムシの卵に殺虫剤は無駄
じゃあ、カメムシの卵に殺虫剤をかけてもいいんじゃないの?という人もいるかもしれないですが。
カメムシの卵に殺虫剤をかけても、中のカメムシに影響を及ぼさない可能性は高いです。
カメムシの卵は頑丈なので、殺虫剤成分が中まで浸透しづらいんですね。
カメムシ以外にも、卵の状態では殺虫剤が効きづらい虫はいます。
カメムシの卵を駆除する場合、殺虫剤ではなく、熱を加えた方が確実です。
- 熱湯をかける
- 火であぶる(もちろん、網戸から取り除いた後ですからね!)
などの方法が有効なので、取り除いたカメムシの卵が孵化しない対策に使えます。
あとは、取り除いた後に潰してしまうという人もいますよ。
私は、一般ごみの回収日が近ければ、卵をビニル袋に入れて、口をぎゅっと縛り(念のため)、ゴミの日に出してしまうことがあります。
まとめ
網戸からカメムシの卵を取り除く場合、紙でもプラスチックトレーでもなんでもいいので、受け皿を用意してくださいね。
網戸から取り除いた卵を回収しそこねて、孵化してしまうと、約40日後には成虫のカメムシになってしまいますよ。