蜘蛛が苦手な人、怖い人にとっては、あの見た目のグロテスクさは耐えられないですよね。
蜘蛛を家に寄せ付けない・入れない為に、クモが苦手なものを知って対策を立てましょう!
今回は、クモが苦手なものや、その使い方についてのお話です。
蜘蛛が苦手なもの5選
まずは蜘蛛が苦手なものを紹介していきますね。
①柑橘系の香り
家の中でよく見かけるクモは次の三種類がほとんどではないかなと思います。
- イエユウレイグモ
- アシダカグモ
- ハエトリグモ
うちでよく見かけるクモは、ハエトリグモ。
ピョンピョンと元気よく跳びはね、動きも素早いため、なかなかつかまりません。
他のクモは、あまり見かけませんが、基本臆病で隠れている為、なかなか私の目に入らないだけかもしれません。
クモは人に見つからないよう、部屋の隅っこや物かげ、家具と壁との隙間に隠れていることが多いんです。
家の中の掃除用具を柑橘系の香りのものに変えると、クモにとっては、とっても住み心地の悪い空間になります。
- 家の中を掃除するときには、レモンの成分が入った洗剤で家の中を拭く
- トイレなどにレモンの香りの芳香剤などを置く
といった対策をとることができます。
②ペパーミントの香り
ペパーミントやハッカの香りがクモは嫌いです。
さっぱりした香りが好きな人は、住居用洗剤として、ペパーミントの香りの洗剤もありますよ。
柑橘系もそうですが、好きな香りの住居用洗剤を選ぶことで、クモ対策だけでなく、掃除も楽しくなりそうです。
でも、ハッカの香りの住居用洗剤や芳香剤というのは、あまり見かけないですよね。
ハッカやペパーミントの精油を使って、オリジナルのクモ除けスプレーを作るという方法もあります。
クモ対策のスプレーについては、また後でお話しますね。
ペパーミントは、家庭用ハーブとして育てやすい植物なんです。
種から育てるのも簡単で、プランター一杯に育ちます。
玄関やキッチンの履き出し窓など、クモが侵入しやすい場所に、ペパーミントのプランターを置いておくと、クモの侵入除けにもなりますよ。
③シダーウッドバージニア
シダーウッドバージニアは、昔から虫除けとして有名な精油です。
殺虫剤を使用せずに、害虫よけをしたい人に人気の精油なんですよ。
シダーウッドには他にも、シダーウッドアトラスという精油がありますが、虫よけ効果は、マツ系よりもヒノキ系の方が高めなんですね。
- シダーウッドバージニアン→ヒノキ系
- シダーウッドアトラス→マツ系
なので、シダーウッドバージニアの方が、虫除け効果が高いとされています。
クモ除け対策として、使用する場合には『バージニア』か『アトラス』か気を付けて選ぶようにしてくださいね。
シダーウッドバージニアンには、β-カリオフィレンという成分が含まれています。
β-カリオフィレンはゴキブリの忌避物質としても知られているんですよ!
クモの他にも、いろいろな害虫を寄せつけない効果が期待できる精油成分なので、β-カリオフィレンを含む他のアロマオイルでも、クモを寄せ付けない効果は期待できるかもしれません。
β-カリオフィレンは、クローブ、シナモン、ローズマリーなどに豊富に含まれています。
ローズマリーも育てやすいハーブ。
鉢植えでも地植えでも育てやすいので、玄関先や庭、窓の下などに植えると、クモの侵入除けの効果もアップするかもしれませんね。
うちは玄関の右脇にローズマリーを地植えしています。
そのためか、植えている周辺ではクモや他の虫を見ないのですが・・・
玄関全体には、その効果はいきわたらないようで、左脇半分にはクモの巣が張られていることが何度かありました。
もし玄関全体での、クモ除け対策するなら、玄関の入り口近辺に、ペパーミントなりローズマリーなり、置いておく方が、蜘蛛対策には有効かなと思います。
④レモングラス
とってもさわやかなレモンの香りがするハーブです。
レモングラスも、生育しやすいので、地植え、鉢植えとして、蜘蛛の侵入しやすい玄関やまど、ベランダなどで育てると、蜘蛛除け対策になります。
そして、実はゴキブリもレモンの香りには弱いので、ダブルで虫除け対策にもなりますよ。
その他、精油で蜘蛛除けスプレーも作れます。
精油、エッセンシャルオイル、アロマオイル共に、妊娠中や授乳期間中、小動物のペットと同居している場合などは使用は、あまり薦められていません。
もし条件に当てはまる場合は、精油はなるべく使わない方がいいと思います。
⑤酢
お酢は、植物の病気の予防や虫退治によく使われています。
蜘蛛を殺すほどの力はありませんが、蜘蛛が家に近づかないようにする効果はあります。
お酢で蜘蛛除けをする場合は、合成酢ではなく醸造酢を利用してくださいね。
合成酢は値段は安いけれど、醸造酢とは成分が違うため、クモを寄せ付けない為の効果が得られません。
合成酢か醸造酢かの見極め方は簡単で、商品のラベルをみると、名称のところに『合成酢』とかかれています。
お酢を使う時は、希釈してスプレーとして使うと効果的です。
番外編:洗剤
蜘蛛は洗剤をかけられると、あっという間にやっつけられてしまいます。
蜘蛛を寄せ付けない対策というよりは、家の中で見つけた蜘蛛の駆除対策ですね。
蜘蛛が苦手なのが、洗剤に含まれる『界面活性剤』という成分。
昆虫には気孔がものすごくあるんですね。
界面活性剤を含んだ液体に晒されると、ほぼ全ての気孔が塞がってしまい、窒息してしまうんです。
ただ、洗剤を使うと、
- 死んでしまった駆除した蜘蛛の片付け
- 家具や床、壁に付着した洗剤をキレイにふき取る
などの手間が発生するので、面倒だし、あんまりいい気持ちはしません。
蜘蛛対策を家にする
蜘蛛が嫌がるものを有効に活用するなら、蜘蛛が侵入しやすい、玄関口、窓、ベランダ、換気扇などに、蜘蛛が嫌がる匂いを付けるのが効果的です。
方法としては
- 匂いが出る物を置く
- スプレーで匂いを付ける
この2つがてっとりばやいです。
匂いが出る物を置く
ハーブを育てる
さっきもお話したけれど、蜘蛛の侵入口となりそうな場所で、ペパーミントやレモングラスなど蜘蛛が嫌がる香りのハーブを育てます。
ハーブを育てると、料理にも使えるし一石二鳥。
うちの近所の人は、クモや小さい虫が入り込むことを予防するため、リビングの履き出し窓いっぱいに、ペパーミントを育てているんです。
虫を寄せ付けない効果もあるし、少しちぎって、デザートに乗せるとお洒落になると話していました。
アロマストーン
またはアロマストーンに、クモが嫌がる香りのアロマオイルを垂らすという方法もありますよ。
アロマストーンを使う場合は、香りが弱くなってきたかなと思ったら、オイルを足すようにしましょう。
スプレーで匂いを付ける
一番簡単なのは、蜘蛛の嫌な匂いを、クモが侵入するであろう場所にスプレーすること。
精油さえあれば、自分で蜘蛛対策のスプレーを作ることも可能です。
またはお酢を希釈したものを、スプレーするのも効果あります。
精油を混ぜたものをスプレーした場合、長いと10日~2週間ほど効果が持続します。
効果は精油の種類によっても、異なるので、香りが弱くなってきたかなと思ったら、再度スプレーするといいでしょう。
クモを寄せ付けないためのスプレーの作り方について説明します。
クモを寄せ付けないスプレーについて
蜘蛛が嫌いな香りで作ったスプレーを、散布すると効果的です。
水50mlに対して、精油を10滴程度垂らして振れば、クモが嫌がる香りのスプレーのできあがりです。
あとは玄関や、窓、換気扇など蜘蛛が侵入してきそうな場所や、押し入れ、部屋の隅、物が積み上がって蜘蛛が隠れやすそうな場所に、シュッシュッとスプレーします。
香りによりますが、長ければ2週間ほどは、効果が持続します。
けれど、選んだ精油の種類や、お天気、風通しなどの条件で、場所によっては早めに効果が切れることもあります。
香りが弱くなってきたなと思ったら、再度スプレーして、効果を持続するようにしましょう。
まとめ
蜘蛛が嫌いなもの(というか香り)、いかがでしたでしょうか。
いくつか紹介しましたが、私のおすすめはペパーミントとレモングラスです。
どちらも手に入りやすい精油だし、実際に私の知り合いが試して効果があった香りです。
お好みの香りで試されてみてはいかがでしょうか。
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