ベランダに洗って干しておいた洗濯物を取り込もうと思ったら、カメムシの卵が付いているとショックですよね。
付いてしまったカメムシの卵の取り方と、処分の方法についてお話していきますね。
カメムシの卵が洗濯物についたら
カメムシの卵の種類によって、簡単に取れるものと取れないものがあります。
ぱぱっと手で払い落せる位、ゆるく洗濯物に付いているものもあれば、しっかりがっちり洗濯物に付着しているカメムシの卵もあります。
カメムシの卵はわりと頑丈で、なかの幼虫を守っているので、すぐに潰れたりする心配はないけれど、どの程度まで力を加えれば潰れるのかは分かりません。
お気に入りの洗濯物に、何か液体でも付着してしまったら、大変なので、もし払い落したり、軽く摘んでも取れないようなら、無理は禁物です。
カメムシの卵の取り方
手で払い落す
軽く払い落して、取れるのであれば、それで十分。
気を付けて欲しいのは、払い落したカメムシの卵の取りこぼしがないようにすること。
払い落したときに、卵を見失ってしまったら、その卵からカメムシが孵化してしまうかもしれないです。
特に室内で孵化なんかされたら、たまったものではないですよね・・・。
新聞紙などを下に広げて、卵を払い落すと、取りこぼす可能性も低くなりますよ。
粘着テープを使う
カメムシの卵を素手で触るのは、ちょっと気持ち悪いという場合、ガムテープなどの粘着テープを使うと楽ですよ。
方法は簡単!
カメムシの卵に粘着テープをペたっとくっつけ、ベリベリ~と、洗濯物から剥がすだけ。
これなら、卵の取りこぼす可能性も減りますよ。
取ったカメムシの卵は、粘着テープでくるんで処分します。
カメムシの卵がなかなか取れない場合
困ってしまうのは、カメムシの卵がしっかりくっついてなかなか取れない場合。
力を加え過ぎて、卵を潰してしまうのは嫌ですよね・・・。
まず、密接している卵同士を少し離す必要があります。
卵がついている部分の洗濯物の内側から手を当てると、その部分だけボコっと山状になりますよね。
そうすると、卵と卵の間に少し空間が生まれるので、卵1個の周りをぐるりと囲むように、粘着テープを被せます。
しっかりくっつけたら、後は粘着テープを剥がすだけ。
少し手間はかかりますが、1個1個ゆっくり取ることで、きれいに取れやすくなりますよ。
カメムシの卵に殺虫剤は必要か
カメムシの卵は、孵化するのに7日ほど日数を要します。
洗ったばかりの洗濯物に産み付けられていた場合、1週間以内に、一般ごみの収集があるなら、卵をビニル袋に入れて(念のため)、しっかり口を縛ってゴミ箱に捨てれば問題ないと思います。
人によっては、孵化の可能性を考えて、卵を潰したり、燃やしたりする場合もあるみたいです。
洗った洗濯物を仕舞って、後日、卵を見つけた場合は、すぐに孵化する可能性、もしくは既に孵化している可能性があるので、対応も変わってきます。
カメムシの卵が服に付着を発見!家の中で孵化している可能性は?
一般の殺虫剤は、カメムシにはあまり効果がないので、カメムシの卵にも効果があるとは限りません。
念のため、カメムシの卵を袋に入れて捨てる時、袋の中にシューっと吹きかけておく、程度に考えた方がいいです。
個人的には、ガムテープでぐるぐる巻きにしてしまうと、卵から出られず、孵化を防止できると思います。
まとめ
卵さえ取れれば、洗濯物は、そのまま使うことができます。
もし気になるようなら、洗濯し直すか、アルコール除菌スプレーなどを卵が付いていた場所に噴射するなどの方法を取ってみてはどうでしょうか。