ベランダに近寄ってきたカメムシをやっつけるなら、手軽に、そして確実に駆除したですよね。
臭いニオイを出されるのは、なんとしてでも避けたいところ。
今回はベランダに出たカメムシを駆除するための方法や殺虫剤についてのお話です。
カメムシをベランダで駆除
カメムシの数が少ない場合
カメムシがたまにやってくる、数が少ないという場合は、改めてカメムシ駆除グッズを買うのももったいないですよね。
①ガムテープを使う
ベランダで駆除する場合ですが、数が多くなければ、基本的にはガムテープ一つあれば十分。
カメムシは匂いの元となる液体を、臭腺開口部(しゅうせんかいこうぶ)という穴から出すんですね。
この穴はカメムシの前足の付け根にあり、匂いを出す時には羽を動かすんですね。
だからこの羽を動かせなくしてしまえば、匂いの元となる液体を出すこともできなくなるんです。
ガムテープをカメムシの背中にピタッと貼り付け、そのままガムテープでぐるぐる巻きにすれば駆除完了です。
②中性洗剤を使う
紙コップやプラコップ、ペットボトルを半分に切った下半分などに、中性洗剤を入れます。
ベランダでカメムシを見つけたら、割りばしなどでカメムシを掴んで、液体の中に入れれば死滅します。
カメムシが多い場合
毎日のようにカメムシがやってくる・毎回何匹ものカメムシがベランダにいる、という場合、一匹一匹駆除してたんじゃ間に合いませんよね。
そんなときは、殺虫剤などを使って駆除する方法があります。
①カメムシを冷却して動きを封じる
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カメムシは、寒さが大の苦手です。
秋から冬は寒さから逃れるために、家の中に入り込もうとするくらい。
一度で駆除は難しいけれど、冷たさで弱ったところに再度噴きかけると効果があります。
②殺虫剤で駆除する
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カメムシに直接噴射して殺虫するとともに、ベランダや窓枠などに散布して、カメムシの忌避効果を狙うこともできます。
カメムシ発生期間は結構長いので、忌避効果のための散布は何度かやった方がいいです。
カメムシの直接駆除だけではなく、寄せ付けない対策にも使うなら2,3本常備しておくといいかもしれません。
カメムシを駆除すれば死骸の処理をしなければなりません。
近くによって摘むのもゾゾーッとする人は、ちょっと離れた位置からカメムシを捕まえられる虫虫ゲッターが便利ですよ。
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カメムシへの殺虫剤効果とは
殺虫剤はカメムシに有効なので、1本常備しておくといいですよ。
ただ忌避効果にも使う場合、風や雨などの天候によって殺虫成分が薄れてしまうこともあります。
もし忌避対策を重点的にやりたいなら、殺虫剤での駆除と合わせて、効果が長持ちする忌避剤を揃えておくのも一つの方法です。
▼2カ月効果が持続するという忌避剤もあります。
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また、徹底的にベランダからカメムシを消し去りたい!という場合は、値段の高さと希釈する手間はありますが、サイベーレが効果あります。
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カメムシをベランダで殺虫剤以外で撃退するなら
殺虫剤や忌避剤の中には、人畜に影響が少ないピレスロイド系の商品もありますが、ペットを飼っていたり、小さいお子さんがいたり、ベランダで植物を育てていたりと、なるべく殺虫剤を使わずにカメムシを駆除したいなという人も多いと思います。
そういう場合、殺虫というよりは撃退・忌避といった方向性で考えていった方がいいでしょうね。
天然成分の忌避剤も色々あるんです。
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天然由来成分のため、風雨などの天候で効果が薄れることは多いので、小まめにスプレーするのがいいですよ。
まとめ
ベランダに出たカメムシを駆除する場合は、匂いを出させない為にも、動きを封じこめ、なるべく即効性のある対応をしましょう。
駆除したのはいいけれど、死骸を処理するのがちょっと・・・という場合には、ベランダに寄せ付けない対策をしっかりして、駆除する必要がない環境を作るといいと思いますよ。