足がちぎれた蜘蛛を見かけることはありませんか?
その蜘蛛はもしかしたら、足を再生するチャンスを逃した蜘蛛かもしれませんよ。
蜘蛛が失った足を再生できるかどうかは、足を失った時期が大切なんです。
蜘蛛の足がちぎれる理由とは
蜘蛛の足は8本あるけれど、実は余分に生えているんです。
だから、1,2本なくなっても大問題ではないんですよね。
節足動物やトカゲなんかは、自切(じせつ)といって、危機的状況になると、自分の尻尾や足を切り捨てて、逃げる道を選びます。
そう、トカゲのしっぽ切りは有名ですよね。
トカゲを捕まえようと尻尾を掴むと、スパッ(という音は実際にはしないけれど・・・)と尻尾を切り捨てて逃げていきます。
蜘蛛も同じで、危険な状況に陥ったら、足を切り離して逃げるんですよ。
クモにとって危機的な状況というと、天敵に襲われた場合などがあげられます。
蜘蛛は、足の付け根から切り離すことが多いです。
では、切り取ったクモの足はどうやって再生するのかお話しますね。
蜘蛛の足は再生する
クモの足は、脱皮すると新しい足が生えてきます。
1回目の脱皮では、元からあった足より短いのですが、2回、3回と脱皮を繰り返すうちに次第に足の長さも同じになります。
脱皮回数は個体にもよるけれど、概ね8回程度。
脱皮回数が少ないほど、足を再生できる確率は高くなるんです。
クモの中には、一生脱皮を繰り返す蜘蛛もいます。
こういう蜘蛛は、足がちぎれても、何度でも再生できるので、他のクモからしたら、羨ましいのかもしれませんね。
蜘蛛の足が生えるとは限らない
大概の蜘蛛が脱皮をするのは、幼体の間だけ。
成体になると、脱皮は行われなくなります。
だから、大人になって自切したら、もう二度と足は生えてこないんです。
最初にお話したとおり、蜘蛛の足は余分に生えているため、1、2本程度なくても、問題なく生きていくことは可能です。
けれど、たまに半数近く、足を失っているクモを見かけたことはありませんか?
4本でもクモは生きることができます。
後ろ脚の本数が少ないと、身体で勢いを付けて前に移動したり。
自由自在には動けないため、天敵に捕食されてしまう確率はあがってしまいますが・・・。
まとめ
クモの足は、期間が限られているとはいえ、再生できるなんて、羨ましい限りですよね。
人間に足をつままれても、自切して逃走するので、成体の足はなるべく掴まないようにしてあげるといいですよ。
今ね、お風呂にね、アリみたいな蜘蛛いるじゃないですか〰
アリだと思って、捕まえて、外に出そうと思ったら、す~っと、糸が出て、下に逃げられてしまって……もう一度、捕まえたら、足が、一本抜けてしまって……良かれと思ってしたのに、逆に、悪い事を、してしまったなぁ〰と思って、検索しました。
足、生えてくると良いなぁ〰
少し、気が晴れました!
ありがとうございますm(_ _)m
アリグモですね!
なかなかすばしっこいですよねWW
捕まえたと思ったら、するするーって糸出て逃げるし。
脚、早く再生されるといいですね☆
今、ちいさな走るクモを見つけて手に乗せて遊んでいたら、脚が一本ないことに気付いて調べてたどりつきました
アシダカグモの赤ちゃんに似てたけど、大きいクモの子供だったらいつか完全再生できますね
コメントありがとうございます。
手に乗せて遊んでた!!私もよくやりますWW
早く脚が生えてくるといいですね。
正に、脚が4本のクモが居たのです!
ビックリしました。
友人には、自分で食べたんしゃない?と言われました。
身体に2本白い縦線があって、脚にもジョロウグモの様にシマシマがあるクモでした。
何というクモなのか知りたくてネットで図鑑見ましたが、似たようなクモが居ませんでした。残念。
昨晩、我が家の猫にいじめられたと思われる大きなアシダカグモを見かけました。足の残数は半分以下になていたので、とりあえず外に逃がしましたが、再生できるのか不安になり調べてました。大きいクモなので難しいかもしれないですね・・・。強く生きてほしいです。