カメムシに限らず、虫が網戸にくっついているのって、どうも見た目的に気持ち悪いんですよね。
カメムシは網戸に卵も産むし、網戸の隙間から家の中に入ってくることもあるから、できれば網戸に近寄ってほしくないのです。
今回は、カメムシが網戸に近寄ってこないような対策と予防策についてお話しますね。
カメムシ対策で網戸はどうする
網戸になんで捕まるのかは謎ですが、聞いたことのある話では、掴まったり、移動したり、産卵したりするのに、安定しているのだとか。
確かに、網戸の細かい網目って、虫が足を引っ掛けるのに、ちょうどよさそうではありますけれどね。
ガムテープを出してきて、カメムシに貼り付けて駆除するのも、毎度毎度は面倒くさい・・・。
カメムシが数匹付いていると、イライラしてきますしね。
カメムシを網戸に寄せ付けない対策としては、
- カメムシが好む環境を無くす
- カメムシが嫌う環境を作り出す
この2つが重要になってきます。
カメムシ対策で寄せ付けないようにする
まず、カメムシが好む環境について。
カメムシの好みの食べ物
我が家の場合で言うと、カメムシがよく止まる網戸のそばには、植物が置いてありました。
育てていたのは、セロリとパセリ。
どちらもセリ科の植物ですが、カメムシはセリ科の植物が好みなんです。
人参、セロリ、パセリ、三つ葉などセリ科の植物を、鉢植え・プランターなどで育てている場合などは、網戸のそばから離してみてください。
また、主人の実家の場合、敷地内にブドウ棚があり、ブドウの甘い香りにもカメムシは引き寄せられてきました。
ブドウの実が大きくなる秋頃になると、大量のカメムシが、ブドウ棚近くの網戸にくっつくという恐ろしい光景を目にしたことがあります。
カメムシはハーブが苦手ともいうけれど、フェンネルのような一部のハーブは、カメムシにとって好物だったりします。
もし網戸のそばでハーブを育てている場合は、カメムシの好物ではないか、一度調べてみるといいですよ。
カメムシは植物が主食のタイプが多い
カメムシは植物を主食とするものが多いので、網戸の周りに木や草がたくさん生えていると、カメムシは集まりやすくなります。
- 雑草を抜く
- 生い茂っている葉を短く刈り込む
など、草や葉を網戸近くから減らすことも、カメムシの好きな環境を減らせると思いますよ。
カメムシは照明から出る紫外線が好み
夜行性のカメムシは、ライトの明りにも引き寄せられます。
ただ、明るさに引き寄せられるというよりは、照明が発する紫外線に引き寄せられているので、
- 家の照明をLEDに変える
- 紫外線遮光フィルムを窓に貼って、紫外線を遮断する
- 雨戸を早めに閉める
- 遮光カーテンで光が漏れるのを防ぐ
という対策で、カメムシが網戸に近寄ってくる可能性を減らすことはできますよ。
カメムシを近寄らせない
カメムシが嫌う環境についてですが。
- 網戸にカメムシの嫌いなものを塗布する
- 網戸の側にカメムシが嫌いなものを置く
ことで、カメムシが嫌がる状況をつくることができます。
自然由来なら、ハッカ油やペパーミントを使って手作りスプレーを作ったり、市販の忌避剤もあります。
ただ、自然由来だから、カメムシの種類によっては、効果が薄い場合もあります。
効果が高いのは、カメムシ用の殺虫剤などを使った方かな、と個人的には思います。
ペットや小さいお子さんがいるなど、あまり殺虫成分は使いたくないという人も多いと思います。家によって事情や環境で、色々使い分けてみるといいと思いますよ。
カメムシ用の忌避剤や殺虫剤を網戸に塗っておくと、近寄ってくる確率が減ります。
雨や風などの状況で、忌避効果も徐々に薄まってくるから、小まめに忌避剤を散布した方がいいです。
カメムシ対策のスプレーは、ホームセンターなどで買えるので、近くにあれば、探してみてください。
▼カメムシ用キンチョール
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▼薬剤を散布した網戸にカメムシが止まると、カメムシを殺虫できるものもあります。
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網戸に殺虫成分を塗布するのはちょっと・・・という場合は、置いたり吊り下げたりする、忌避剤もあります。
▼ワサビ成分が入っています。
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まとめ
網戸に寄せ付けないためには、カメムシが好きなものをとっぱらって、カメムシの嫌いなものを置いておく。
どっちか一つだけだと、カメムシを網戸に寄せ付けない効果は、少ないかもしれません。
- 好きなものを減らす対策
- 嫌い物を増やす対策
両方実践すると、カメムシの網戸予防の効果アップの可能性が高くなりますよ。