気づいたときには、カメムシの卵が孵化寸前だった・・・なんて経験はないでしょうか?
私は、祖母の家で経験があります。
網戸にカメムシの卵が付着すると、駆除の手間もあるし、なにより気持ち悪いんですよね。
今回は、網戸にカメムシの卵が付かないようにするには・・・の話です。
カメムシの卵の網戸対策
はっきり言うと、カメムシが網戸や洗濯物に卵を産みつける理由は、分かっていません。
聞いた話では、網戸の目は移動しやすく、安定した姿勢で卵を産みやすいから、なんじゃないかな~と。
カメムシの産卵のメカニズムが分からない以上、予防の手立てはなく、網戸にカメムシを近寄らせないのが一番だと思います。
カメムシの卵の予防
産卵の予防対策はないけれど、網戸にカメムシが付きにくい対策はあります。
それは、網戸や網戸周辺に、カメムシが苦手なものを使って、カメムシが敬遠する環境を作ること。
カメムシが苦手とされるものは
- ハッカやペパーミントの香り
- カメムシ用殺虫剤や忌避剤
これらを網戸やその周りにたっぷり吹きかけておくことで、カメムシが近付きにくい網戸になります。
住宅街なら、あちこちに網戸があるでしょうから、わざわざ匂いの出ている網戸より、快適な網戸に移った方が楽ですしね。
カメムシは寒さに弱く、暖かい場所を好むので、同じ家の網戸でも、日当たり具合で、カメムシの寄り付き方が変わってくることもあります。
網戸の卵予防
ハッカ油スプレー
市販のハッカ油(又はペパーミント精油)に水やエタノールを加えて、オリジナルハッカスプレーを使う方法があります。
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でも、もともとハッカ油やアロマ精油などをもっているならまだしも、いちいち手作りするのも、大変ですよね。
▼市販のハッカ油スプレーもあるんですよ。
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もし、自分で調合して手作りする場合、スプレーボトルの原料には、注意してくださいね。
ポリスチレン、スチロール樹脂、PS表記のあるボトルは、ハッカ油の成分で溶けてしまうので、必ずポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)表記のあるスプレーボトルを選ぶようにしてくださいね。
ハッカ油は、ペパーミント精油でも代用できますよ。
気を付けて欲しいのは、きちんと精油が使われている商品を選ぶこと。
カメムシは、ハッカの香りではなく、ハッカやペパーミントの香りの成分が苦手なので、香料で香りを付けているだけの精油だと、効果がでないことがあります。
▼ハッカ油を使った忌避剤もありますよ。
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殺虫剤や忌避剤
▼網戸に塗布すると、網戸にとまったカメムシを退治します
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▼駆除と予防、両方の効果があります。
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まとめ
網戸に、殺虫スプレーやハッカスプレーを噴き付ける場合、雨や風で成分が消えてしまうことがあります。
カメムシの産卵期間は、結構長いので、カメムシがよく出没する時期は、3カ月程度を目処に、小まめに忌避対策をとるようにしてみてくださいね。