カメムシが発生するせいで、ベランダに洗濯物が干しづらいんです。
乾いてパリッとした洗濯物にカメムシが付いている姿を見るのも嫌だし、清潔な洗濯物が汚されたようながっかり感。
それから、カメムシや卵の見落としがあるんじゃ・・・という不安感と焦燥感。
カメムシ撲滅・・・は難しいけれど、少しでも洗濯物を気持ちよく干せるように、洗濯物カメムシ対策についてお話します。
カメムシで洗濯が干せない理由
時期によりますが、春から夏にかけては、冬眠から目覚め、繁殖期に入る時期。
秋~冬の初めにかけては、越冬場所を探すため、結局は冬眠期間以外のほぼ一年中、カメムシに悩まされます。
カメムシで洗濯を干せない原因としては、
- 乾いた洗濯物暖かく、カメムシにとって居心地がいいこと
- 洗濯物からの、フローラル系の洗剤や柔軟剤の香りがすること
- 洗濯物の色がカメムシの好みの色であること
などがあげられます。
逆をいうと、カメムシにとって惹かれる要素を取り除いてあげたら、洗濯物にカメムシが付くのを減らすことは可能です。
カメムシを洗濯物に寄せ付けない
とはいっても、昼も夜も活動するカメムシたち。
夜に洗濯物を干せば、カメムシ以外の害虫もくっついたり、産卵したりする可能性もあります。
まず、夜に洗濯物を干すのは、控えた方がいいと思います。
我が家は、2階のベランダに洗濯物を干しているので、洗濯物にカメムシがつかないようにする対策はもとより、ベランダにも近づかないようダブルで対策をとります。
洗濯物だけでなく、洗濯物を干す場所にも対策を取ると、効果もあがる可能性があります。
今回は、洗濯物にカメムシを寄せ付けない対策について、ですが。
手っ取り早いのは、洗濯物に、カバーなどをかけてしまうこと。
カバーになるものは、色んな物がありますよ。
▼例えば、市販の洗濯物カバーが販売されています。
|
ただ、全体的にカバーされているわけではなく、手前側は、がらあきになっているので、こちら側からカメムシに入られる可能性があります。
また、カバーの色が、カメムシが好きな白系なので、洗濯物には付かなくても、カバーに付く可能性はあります。
▼布団干し用のカバーですが、洗濯物の上からすっぽり被せてカバーします。
|
外側が黒いので、カメムシの好きないろではないこと、日光を吸収して、中の洗濯物がしっかり乾きます。
もちろん、布団やシーツも干せます。
我が家は、白いシーツに、カメムシが止まる光景をよく見ます。
▼防虫ネットで手作りのカバーを作ることもできます。
|
この防虫ネットは、網目の大きさ1mmなので、カナブンが中に入ることが難しいです。
それに銀糸が入っているので、カメムシの光るものに対する習性も期待できます。
▼蚊帳(かや)の生地で、オリジナルのカメムシ対策カバーを作ってもいいですよ。
カバーは、ミシンで縫い合わせてもいいし、簡単に洗濯物の上から被せて、洗濯バサミで周りを止めるという方法でもいいと思います。
洗濯物自体にカメムシが付くのは減らせますが、カバー自体にカメムシが付いている可能性があるので、どちらにせよ、洗濯物を取り込むたび、カメムシをみる可能性はあります。
カメムシの洗濯対策
洗濯物にカバーをかける以外の対策について。
- カメムシは、明るい色(白、ベージュ、ライトイエローなど)に引き寄せられる性質があるので、白系の洗濯物だけ室内干しにする対策があります。
- フローラル系の香りにカメムシは引き寄せられるので、洗剤や柔軟剤の香りを無香料などに替えてみる方法があります。
▼カメムシ用の忌避グッズを洗濯物の周りに吊るすという方法があります。
|
まとめ
洗濯物に、カバーを被せる場合、カバーについたカメムシを駆除しなければならない場合もあります。
それでも、家の中に取り込む際に、洗濯物についていないか何度も目視する手間や、不安な気持ちは減ると思います。
ネットでは、手作りの洗濯物カバーもいっぱい出ているので、よかったら検索してみてください。