カメムシが洗濯物にくっついているのをみると、ゾゾォ~っとしてきます。
せっかく洗った洗濯物が汚されて感じがするし、虫が付いた洋服はなんとなく不快な気分になったりもしますよね。
カメムシによる洗濯物への付着の原因や時期、洗濯物を干す時間帯についてお話します。
カメムシは洗濯物になぜつくのか?
ベランダに洗濯物を干していると、なぜか付着しているカメムシ達。
ベランダ全体にカメムシがくっついているならまだしも、手すりや植物には付いてなくて、なぜか洗濯物にだけくっついている状態・・・。
カメムシが洗濯物によくくっついているのには、ワケがあって、
①洗濯物の暖かさ
②洗濯物の色
③洗濯物の匂い
などが原因になっていることがあります。
①洗濯物の暖かさ
暖かい日差しの中で乾かした洗濯物って、ほかほか暖かいですよね。
暖かい場所が好きなカメムシにとって、ほっかほかの洗濯物って居心地いいんですよね~。
②洗濯物の色
コバエ等もそうですが、カメムシって、白・ベージュ・ライトイエローなど薄くて明るい色が好きなんです。
我が家でも、洗濯物の場合だと、子供の白い下着や靴下、白いシーツなどがカメムシが付いている割合は多いんじゃないかな~。
③洗濯物の匂い
カメムシの種類によって、好みのエサなども違ってきます。
マメ系、樹木系、花系、イネ系、肉食系などなど。
花系が好きなカメムシにとっては、洗剤や柔軟剤などのフローラルな香りが、思わず引き寄せられてしまうことも。
この3つの原因が結構、ネットでも言われていたりするんだけど、この3つの要因が全部揃う必要はありません。
どれか一つでも当てはまれば、カメムシが洗濯物にくっつく可能性はあります。
カメムシ洗濯物はいつまで我慢?
カメムシがいなくなるまで、部屋干しも考えたことはあるけれど、カメムシ被害は結構長いんですよね。
カメムシは秋に、越冬場所を得るために、人家にもやってくるのですが。
主人の実家では、秋ごろからカメムシ被害が始まるけれど、最近の気候は秋の終わりまで暖かいせいか、11月でも、カメムシが洗濯物にくっついてくるそうです。
1階の庭で、家庭菜園やってるから、余計にベランダにやってくるのかもしれないけれど、かなり遅い時期まで、カメムシの被害に困っています。
中には、12月に入っても、カメムシの洗濯物被害に合うっていう話も聞きます。
冬眠から覚めて活動を始める4月頃~7月頃、越冬場所を探し始める9月~12月初旬までは、カメムシが洗濯物に付きやすい時期と思っておいた方がいいと思います。
越冬場所を探す秋に大量発生して、洗濯物につくパターンが多い気がするけれど、基本、1月~3月以外は、カメムシが洗濯物に付く期間ということになりますね。
カメムシの洗濯物いつ干す?
洗濯物をいつ干せばいいのか。
暖かいほかほかの洗濯物が好きなら、夜干せばいいかな?と思う人もいるかもしれませんが。
夜干すと、カメムシやそれ以外の虫に産卵されてしまう可能性があります。
蛾やカメムシなど夜行性の虫は、ライトの光に含まれる紫外線に誘引されて、家に近寄ってきます。
その時、洗濯物を干していると、産卵されてしまうことがあるんです。
夜と言えど、夏場なら洗濯物も乾いてきますよね。
ホカホカでないにしろ、乾いた洗濯物は、カメムシにとっては、いい環境になってしまいます。
カメムシの産卵期は、主に5月~8月頃なので、まさに格好の産卵場所になってしまう可能性もありますよ。
まとめ
カメムシから洗濯物を守るためには、一番いいのは、室内干しだけど、長期間、室内干しなんて嫌なので、カメムシが近寄らないような状況を設定して、乗り切る必要があります。
夜、干すのは、カメムシ以外の虫の影響を受ける可能性があるので、干すなら日中がいいと思いますよ。