うっかりカメムシを触ってしまい、臭いにおいが手につくと、不快に思う方多いと思います。
手についたカメムシの臭いニオイ、なかなか落ちないようで、実は落とすことができるんですよ!
カメムシの匂いが手に付いた場合の、臭いの落とし方についてお話します。
カメムシの匂いを消す方法で手の場合
カメムシの匂いが手に付いてしまった場合、家にあるもので匂いを落とすことができます!!
用意するのは、食用油のみなんです。
サラダオイルでもいいし、オリーブオイルでもいいです。
もちろん、ゴマ油でもいいのですが、カメムシの匂いの代わりにゴマ油の香ばしいニオイが、手に付いてしまう可能性があるので、できたら、
- サラダオイル
- オリーブオイル
- こめ油
など、あまり香りの少ない食用油を用意してくださいね。
カメムシの臭いの取り方
手に食用油を少量垂らし、カメムシの臭いが付着した部分を食用油でこするだけ。
食用油でニオイが付いた部分を洗ったら、後はよく手をすすぎます。
水だと食用油が落ちにくいので、ぬるま湯で洗うか、石鹸などを付けて油分を取るといいですよ。
時期や皮膚の状態、体質によっては、手荒れの原因にもなるので、カメムシの匂いを落とした後は、ハンドクリームなどで保湿してくださいね。
運悪く、食用油を切らしていた場合、食器用洗剤でも効果はあるのですが、手あれが気になるところ。
もし食器用洗剤を使う場合は、ハンドケアをくれぐれもお忘れなく!!
カメムシの匂いで手につく成分
カメムシの匂いが食用油で落とせるのは、理由があります。
カメムシのニオイの成分は、トランス-2ヘキセナールという成分が主成分になっています。
別名、青葉アルデヒトとも呼ばれていて、トマトやキュウリ、リンゴ、バナナなどの野菜や果物にも含まれている成分で、草や葉のにおいの元になっているんですね。
要は青臭さの元になっている成分なんです。
カメムシが出す臭いと似ていることから、パクチーは日本で『カメムシソウ』なんて呼ばれることもあるんだとか。
うーん、パクチーとカメムシの出すニオイ、似てるのか・・・パクチー好きの私には微妙ですが。
実は、このトランス-2ヘキセナールは親油性なので、油分によく溶けるんです!
トランス-2ヘキセナールは、葉や果物を分解して、食べやすくするための成分なので、毒性はないのですが、敏感肌の人や皮膚の状態によっては、稀に、かぶれたたり、火傷をしたようなピリピリ感を感じる人もいるらしいです。
もし手に付いたら、身体の他の部分を触らずに、早めに落とすと安全ですね。
カメムシのニオイは、ガスではなく液体なんです。
カメムシのお腹にある臭腺から出る液体が、臭いの元になっているのですが。
食用油で匂いは落ちても、手にシミのような赤っぽい色が残ることがあります。
これはなかなか落ちないので、少しずつ消えて行くのを待つしかなさそうです。
まとめ
カメムシが出す臭い(液体)が手に付いたら、他の物に触らないようにしましょう。
家の中の家具などに匂いが付着したら、匂い落としがもっと手間がかかります。
中には、カメムシが出す青臭い液体が好みという人もいるのですが、やっぱり私は受け入れられないかな~・・・。