家の中に侵入してきたカメムシを捕まえるのに、一番困るのが臭いニオイを出されること。
捕まえるのは簡単なんですけれどね、あのなんとも言えない匂いが部屋の中に充満するのは避けたいところ。
家の中に入ってきたカメムシを退治するための方法についてお話しますね。
カメムシ対策で室内の場合
家の中でうっかりカメムシに匂いを出されると、家の中に充満してしまうんですよね。
臭いが籠ると困るので、捕まえる際は驚かせないように静かに駆除するのがコツです。
カメムシが臭くならない退治方法
①ガムテープ
私の家によくあるものといえばガムテープ。
カメムシは、敵から身を守る時・味方に危険を知らせる時・仲間に集合を促す時、あの臭いを出します。
臭いの素となる液体を、前足の脇にある臭穴から出すのですが、その時に羽を動かすんですね。
カメムシの背中にぴっちりガムテープを張りつけると、羽を動かすことができないので、匂いの液体を出せなくなってしまうんです!
あとはガムテープの余った部分をカメムシにぐるりと撒き付ければ、駆除完了です。
ただね、ガムテープ越しとは言え、カメムシに触らなければいけないのが難点。
虫嫌いな人には、たとえ一匹でもゾワゾワ鳥肌が立ちそうな作業かと思います。
②中性洗剤や漂白剤
空きビンやペットボトル容器などに、中性洗剤や漂白剤、灯油のどれかを入れます。
あとは、壁やカーテンなどに止まっているカメムシをビンの中に落とせば完了です。
中性洗剤や灯油で溺れて死滅します。
我が家には漂白剤がないので試したことがないのですが、うそかほんとか漂白剤の中にカメムシを入れて数日おいておくと、カメムシがとけるんだとか!
数日間、それを家の中に置いておくのも抵抗がありますが・・・。
③殺虫剤
カメムシ用の殺虫剤がたくさん売られています。
効き目が悪いと、殺虫剤をかけられて苦しいカメムシが、臭いニオイを出してしまうので、即効性の高い殺虫剤を使う方がいいと思います。
でも、なるべく家の中で殺虫剤をまきたくないという人もいますよね。
|
カメムシは寒さに弱いんです。
この冷凍殺虫スプレーで冷却して殺虫します。
カメムシによっては一度のスプレーでは退治できない場合もあるので、冷たさで動きが鈍ったところを再度スプレーするか、そのまま退治するか。
この冷凍殺虫スプレーのいいところは、殺虫成分が使われていないので、家の中でも場所を選ばず使えるんです。
小さいお子さんやペットを飼っている家だと、殺虫剤を使うのってためらう人も多いと思うのですが、安心して使えますよね。
退治できてもカメムシを触るのが苦手な人いますよね・・・?
そんな時は虫虫ゲッターの出番。
|
マジックハンドの要領で虫を掴んで、そのままゴミ箱へポイできる便利グッズです。
カメムシ退治で家にあるもので使わない方がいいもの
①掃除機
カメムシに近づきたくない・触りたくないからと掃除機で吸いこむと、驚いたカメムシが掃除機の中で臭いの液体を出します。
そして掃除機の排気で、部屋の中に悪臭が充満することになります。
②殺虫剤
よく家にある一般的な殺虫剤は、カメムシに対応していないものが多いです(カメムシ専用の殺虫剤が売られているくらいなので)。
カメムシに一般の殺虫剤を噴きかけると、苦しいカメムシが家中を飛び回り、悪臭を放つという恐ろしい結末になりかねません。
殺虫剤を使うときは、カメムシ専用の殺虫剤や凍結スプレーを使った方がいいです。
まとめ
液体を使うのはあとの処分も面倒なので、個人的にはガムテープか凍殺スプレーが手軽なカメムシ駆除対策かなと思います。
手や服と違い、空間に籠った臭いはなかなか取れないので、カメムシ駆除の際は
カメムシが危険を感じる前に、手早く行動するのがカギですよ。