ご卒業おめでとうございます。
6年間学んだ小学校を卒業して、新しい道に進むこと、本当におめでたいですよね。
晴れの舞台を見届けたいおじいちゃん、おばあちゃんも増えているようです。
兄弟も含め、両親以外が小学校の卒業式に出席することの可能性についてお話しますね。
小学校の卒業式に祖父母が出席できる可能性
座席の数
私の子供の頃は、卒業式と言ったら主に母がメインで、確か私の父は来ていなかったような気がするんだけれど、最近は、両親だけではなく、祖父、祖母の出席も増えているみたいですね。
ただそれに比例して、『卒業生徒一人につき出席者は二名まで』と出席人数に制限をかける小学校も増えてきているとか。
大人数での出席でなにかしら問題が発生するようです。
私が知人などから聞いたところでは、卒業式の出席範囲の決まりについては
- 特に人数制限はない
- 人数に制限がある
- 参列者に制限はないが、児童一人に対する席数は決まっている
- 大人数での参加が喜ばれる
この4パターンです。
大人数での参加が喜ばれるパターン
- 児童数が少ない為、たくさんの人数で華やかに送り出してあげたい
- 生徒が学んだ環境を祖父母にも見てほしい
ということで、席数も保護者数の1.5倍程度用意されるんだそうです。
孫の教育環境を見て欲しいとか、凄いですよね。
これだけの席数を用意されれば、おじいちゃん、おばあちゃんが来てもゆっくり卒業式を見届けてもらえますよね。
児童一人に対する席数は決まっているパターン
これは、卒業式に両親以外の出席も認めるけれど、児童一人当たりの席数が決まっている場合です。
私が知っているパターンは、生徒一人あたり2席の確保でした。
何人出席しようと、全ての家の保護者が座れるようになっているんですね。
人数に制限があるパターン
体育館が狭かったり、児童数が多いなどで、ギリギリの人数分しか用意できないことが理由みたいですね。
確かに、両親以外の身内が座れば、必然的に座れない親が出てしまいますもんね。
その親からしたら、納得がいかないのも当然です。
特に人数制限はないパターン
うちの子供が通っている小学校のパターンです。
それでも、そんなに大きな小学校ではないので、用意されるパイプ椅子はギリギリの数だと思います。
去年、卒業した生徒のママに聞いたところ、若干の祖父母の姿はあったそうですが、暗黙のルール?とでもいうべきか、基本は子供一人につき2席となっているとか。
大人数OKでない場合に共通することは、
子供の卒業式に参加した親が全員座れない可能性が出てくる
ということ。
要は席に余裕さえあればいいんですよね。
でも、実際には両親以外の身内が座ることで、座れない親が出てくるから、揉めたりトラブルになるんでしょうね。
子供の気持ち
卒業する子供の気持ちも関係してきます。
特に男の子は、親でも恥ずかしくなる年頃。
おじいちゃん、おばあちゃんの存在はもっと恥ずかしい。
『おばあちゃん、来ないでほしい』と孫に言われて、拗ねたおばあちゃん知ってますからね笑
おばあちゃんからしたら、大ショックだったと思われますが。
卒業式後も、子供達同士でいつまでもワイワイキャイキャイしますよね。
そんなときに、遠方からきたじいじ、ばあばが孫と帰るのを待っているのは、ちょっと複雑な心境かもしれません。
近くにお住まいだったり、同居だったら『先に帰るね』で済むんですけれどね。
せっかく見届けに来てくれて、孫から邪険に扱われたら、おじいちゃんおばあちゃん寂しいです。
祖父母が卒業式に出席すること場合、両親のどちらかが出られない場合は、親代わりに参列しているパターンもあります。
これなら、割り当てられた数のお席で間に合いますしね。
祖父母が参列される際のお席の取り方について、また後ほどお話させて頂きますね。
小学校の卒業式に兄弟の出席はOK?
気になるのは兄弟の存在。
兄弟姉妹に関しても、お席の問題で行ったら祖父母と一緒。
兄弟分で、他の児童の両親の席数を取ってしまったら申し訳ないですよね。
できたら、家族の一員として、一緒に卒業式を見届けたいところですが。
年上の兄弟姉妹なら、家で留守番も可能ですけれど、赤ちゃんや幼児の場合は、お留守番は難しいですよね。
我が家は小学3年生の弟がおりまして、本人の希望でお留守番かお友達と遊んでる、だそうです。
小学生の兄弟姉妹がいる場合は、一人でお留守番が可能か、誰かお友達の家に預けられるか、決めておくと安心です。
兄弟の場合も、親代わりの出席パターンもあります。
お母さんが亡くなっているご家庭で、年の離れたお姉ちゃんがパパと一緒に卒業式に参列した例があります。
小学校の卒業式の席は周りに配慮しよう
祖父母や兄弟姉妹など身内を卒業式に参加する場合に、一番大切なのは、
他の児童の保護者の妨げにならない事
そのために席取りで配慮すべき点として、次の3点をあげますね。
祖父母は後ろの方の席に座る
おじいちゃんおばあちゃんが、孫の晴れ姿を間近でみたい気持ちは分かるのですが、卒業式の主役は卒業する生徒とその両親。
卒業式に参列したとしても、前列のいい席は他の保護者に譲るようにしましょう。
おじいちゃんが最前列ど真ん中で、カメラを三脚にセットして席取りしていたなんて話も聞くので笑
後ろに座っている他の保護者から、怒りの視線を送られないように注意しましょう。
小さい兄弟がいる場合は席は後ろ、または膝の上
これは小さい兄弟の場合ですけれど、退屈してしまったり、急にトイレに行きたくなったりした場合に、すぐ移動できるよう、後ろの席を取りましょう。
ちょっと窮屈かもしれませんが、お席に限りがある場合は、膝の上に乗せる方法もあります。
わたし、上の子の入学式のときには、2歳の息子を膝の上に乗せてました。
うちの息子は体型がっちりで重かったんで、太ももが痛くなりました^_^;
必要以上の席は取らない
大人数歓迎の場合を除いては、基本、両親2名分の席が用意されていることが多いです。
席数の決まりがなくても、見た感じでギリギリな感じなら、2名分の席を利用した方が、あとでトラブルになる可能性は少ないです。
中にはご高齢で立ちっぱなしはツライ祖父母もいらっしゃると思います。
その場合は、御祖父母にお席を譲って、パパママは後ろで立ち見になる覚悟も必要です。
まとめ
我が家はしっかり対応したけれど、蓋を開けてみたら、祖父母がたくさん来ていた!なんてことになってしまったら、残念です。
可能なら、担任の先生などに祖父母や兄弟姉妹の出席について、事前に確認すると安心です。
お子さんの一生に一度の晴れ舞台、身内みんなで見届けてあげられたらいいですよね
最後まで読んで頂きありがとうございました。
小学校の卒業式のマナーとして赤ちゃんや幼児の参列はあり?なし?