玄関先に、たくさんの植物を植えたプランターや植木鉢を置いて、楽しんでいます。
5月頃から困るのは、やっぱり虫の発生。
いろんな虫が発生しますが、今回はプランターに発生するヤスデの駆除についてお話します。
プランターのヤスデの駆除
植木鉢やプランターが置いてある場所には、いろんな虫が徘徊しています。
ダンゴムシやらヤスデやらナメクジやら・・・
ヤスデを初めてみたときは、ムカデ!?と一瞬ビビってしまいました。
ヤスデは噛むことはほとんどないし、『分解者』なので、植物の環境にとっては、益虫であるのですが。
やはりプランターから出てきたヤスデが、玄関先をウロウロしているのは、娘には嫌らしく、学校に行くとき、また虫がいる~!!と玄関先で立ち往生していることも。
結局、駆除することを検討するのが、毎年の恒例になっています。
プランターや植木鉢に出没するヤスデの駆除には、
- 薬品を使う
- 見つけるたびに、割り箸で摘んで駆除
などの方法があります。
プランターの土の中や周辺に、ヤスデが出没する数が少ない場合は、見つける度に割り箸などで摘んで駆除してます。
けれど、大量に発生する場合、それじゃ追いつかないので、プランターや植木鉢の周りに、ヤスデ駆除剤をおくこともあります。
ただ、近くに水槽があったり、ペットを飼っている、小さい子供がいる場合は、薬剤をまくのは、不安ですよね。
▼置くだけの毒エサタイプの駆除用品があります。
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効果が1~2カ月くらいと短いので、ヤスデがよく出没する時期は、1~2回ほど取り換える必要が出てくるかもしれません。
なるべくプランターの花や野菜を考えて、薬品は使いたくないという場合は、木酢液を使う方法もあります。
ただ木酢液を使う場合、自分で希釈して使う必要があるので、最大限の効果を安全に出すためには、決められた分量できっちり希釈する必要があります。それから、独特の匂いも好みが分かれると思います。
プランター 土 ヤスデ
土の中にヤスデの中に見つかった場合、土の状態を確認してほしいと思います。
腐葉土や堆肥を使っていたり、水のあげすぎで土が湿気が多い状態なのは、ヤスデが大好きな環境になっています。
ヤスデが快適な環境を求めて土の中に入り込むと、土の中で産卵されてしまう恐れもあるんですよね。
もしヤスデの量が多い場合、思い切って土を変えてしまうのも一つの方法だと思います。
腐植食性であるヤスデは、腐葉土や堆肥等が好物なので、それらを使わない土作りをしてみることもおすすめです。
観葉植物や花、野菜にヤスデを寄せ付けない為に
地表にプランターや植木鉢を直置きすることで、ヤスデの侵入を許してしまいます。
プランターや植木鉢を持ち上げると、ヤスデを発見することがあります。
ヤスデは1~2mm程度の隙間があれば入り込めるので、プランターの底から土の中に侵入されてしまいます。
底に穴があいている植木鉢やプランターには、鉢底石や鉢底ネットをしっかり敷いてください。
植木鉢やプランターの底に、敷くことで、ヤスデが近付くのを減らせるグッズもありますよ。
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それからプランタースタンドを置いて、プランターの底にヤスデが溜まらないようにする方法もあります。
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まとめ
ヤスデは刺激したり、潰したりすると、臭い液を出すのですが、皮膚や目に付着すると、炎症を起こすので、気をつけてくださいね。
また、ヤスデは仲間の死骸にも呼び寄せられるので、ヤスデを駆除した際に死骸などが出た場合は、なるべく早く処分するようにしましょう。