観葉植物や鉢植えにコバエが発生したとき、心配になるのが植物自体への影響ではないでしょうか。
コバエが植物に及ぶ影響について、話していきますね!
観葉植物へのコバエの影響
結果からいうと、コバエが観葉植物に与える影響はあまりないんです。
観葉植物や鉢植えの周りをウヨウヨしている存在が、人間にとって目障り、ではあるんですけれどね。
観葉植物に発生するコバエは、有機質を含んで湿り気のある土の中が好きなんですね。
だから、植物の茎や葉に産卵したり、食い荒らしたりすることはないんです。
鉢の周りにコバエが発生したのなら、土の中にある卵が孵化した可能性が高いです。
観葉植物の土に腐葉土を使っていたり、水をあげすぎていたり、有機肥料をあげていたりすると、コバエの温床になってしまうんですよ。
観葉植物にコバエを放置すると大量発生する可能性あり
植物自体に悪い影響を与えることはないんだけれど、ほっとくと大変なことになる可能性はあります。
観葉植物に湧くコバエと言うと、クロバネキノコバエやチョウバエが多いんですけれど、どちらも孵化から成虫までのサイクルが早い。
それに産卵の数も多いので、コバエを放置しておけば、あっという間に大量発生するようになってしまうんです。
数匹だってうっとうしいのに、毎日、大量発生なんてされたら、嫌ですよね~。
観葉植物に悪い影響を与えることはないけれど、死骸の掃除が大変だし、不愉快なので、コバエ対策はしっかり獲った方がいいですよ。
観葉植物のコバエ放置で枯れることはあるのか
コバエを放置したから、植物が枯れるというよりは・・・
コバエの幼虫が土の中の養分を摂取し続けたり、土の中がいつも水で湿っていて、風通しも悪かったりと生育環境が悪くて、植物自体も病気になったり、元気が無くなったりする可能性はあります。
根腐れ起こす可能性もありますよね。
コバエを湧かせないよう、そして観葉植物や鉢植えを元気に育てるためにも、コバエ対策はとっておくといいと思います。
コバエの成虫だけ退治しても、卵が孵化すれば、毎日のように発生する原因になるから、殺虫剤や薬剤を使う、土を変える、などの方法で思い切ってコバエ退治をするのもいいのかしれませんよ。
観葉植物に発生するクロバネキノコバエやチョウバエなどのコバエは、
- 腐葉土
- 有機質な栄養分
- 湿った環境
- 汚れた水
がある環境が好きなんですね。
- 無機質の土を利用する
- 化成肥料を使う
- 水は土の表面が乾いてからあげる
- 受け皿に水を溜めない
などの対策をとると、コバエがでやすい環境をかえることができますよ。
コバエが湧きにくい室内用の土もあります。化成肥料使用です。
|
もし土を変えるのは面倒くさい、という場合は、土はそのままに薬剤やコバエ駆除グッズを使って、コバエを退治することもできますよ。
まとめ
観葉植物や鉢植えにわいたコバエの成虫や卵を退治する方法は、色々あります。
コバエが好む環境を変えれば、コバエの存在に悩まされることなく、スッキリできますよ。