外にはクロバネキノコバエが発生する原因はみあたらないのに、やたらと家の中に発生する場合。
もしかしたら、原因は家の中にあるのかも。
クロバネキノコバエが内部発生する場合に考えられる原因や対策についてお話します。
クロバネキノコバエが内部発生する原因
クロバネキノコが好みそうな環境が家の周りにない、という場合、どこか別の場所から連れてきている可能性があります。
クロバネキノコバエが服に大量にくっついて困った、という話を聞いたことがあるんです
。
服に付いたクロバネキノコバエを落としきれなかったり、少数で服に付着していることに気づかなかったり・・・。
うっかり家の中に持ち込んでしまったクロバネキノコバエが雌の成虫なら、室内で産卵される可能性があるんです。
服に付着した場合、一匹一匹手で取るのは手間なので、扇風機の風で飛ばしちゃうのが一番簡単です。
家の周りに大量発生する環境がある場合も同じで、家の中に大量に侵入して、雌が産卵して死ぬことも考えられます。
どちらにせよ、家の中にクロバネキノコバエの産卵に適した場所があると、困ったことになりかねないかも。
クロバネキノコバエが好む産卵場所は、
- 適度に水分がある
- 腐敗した有機物がある
- 腐葉土
- 有機肥料
です。
一番条件が揃っているのは、やっぱり観葉植物なんでしょうね。
窓枠やドアの隙間部分に、クロバネキノコバエの死骸が多ければ外部侵入の可能性が高いけれど。
観葉植物や植木周辺にクロバネキノコバエが多く発生するなら、原因はそこなんだろうなと思います。
他によく見られる原因として、クワガタやカブトムシを飼育する際の腐葉マットがあります。
未使用の腐葉マットでも、クロバネキノコバエが湧くことがあるんですよ。
クロバネキノコバエが家の中に出たら
クロバネキノコバエが内部発生した場合、一番の解決策は、発生源を室外に出すこと。
観葉植物や植木などは、できたら外に出して、発生時期が過ぎるのを待つ。
クワガタやカブトムシの場合、可能なら腐葉マットなどの発酵マットの使用をやめる、などの方法もあります。
外部発生して、窓やドアの隙間から侵入してくる可能性はあります。
観葉植物などは、家の外に出しても、今度は外部侵入する可能性もあるので、放置するなら家の窓やドアに侵入対策をする必要が出てくるかもしれないです。
クロバネキノコバエ対策
もし発生源となるものを家の外に出せない場合は、コバエ対策のグッズもありまうす。
▼植木の土の中に刺すだけ
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▼コバエの侵入を防ぐ
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▼発生したコバエを粘着シートで取る
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▼コバエがいやがる昆虫マット
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まとめ
クロバネキノコバエは最初は少数でも、一度発生しだすと、だんだん発生数が増加するので、クロバネキノコバエの存在を確認したら、早めに対処するのが、いいですよ。
外に出す場合、そこから増えて外部からの侵入で困った。。。なんてことがないよう、場合によっては処分を検討することも必要かもしれないですね。