家の中にクロバネキノコバエが発生したとき、困るのが駆除方法。
毎日、大量にやってくるから、困ったものなんです。
クロバネキノコバエが室内に発生したときに、どうするのがいいかのお話です。
クロバネキノコバエが家の中に侵入してくる
クロバネキノコバエは、コバエの一種なので、コバエ駆除製品でも効き目はあります。
殺虫剤も効きますが、問題は数と発生頻度。
クロバネキノコバエは、一度発生し出すと毎日発生するし、どんどん数が増えるので、キリがなくなってきます。
そして2~4mm程度と小さいから、どんな隙間でも入ってきてしまう・・・。
窓を閉めているだけでは、アリだって入ってこられるので、クロバネキノコバエの侵入を止めることはできません。
クロバネキノコバエを掃除する
成虫の寿命は4時間という人もいるけれど、これはちょっと違います。
実際には、成虫の寿命は4日~10日程度で、家の中に発生してから4時間程で死滅するだけなんです。
有終の美を飾ろうとしているのか、光のあるところで最期を迎えたいのか・・・なぜそうなのかは分からないけれど、家の中に発生したら、ほっといても数時間で死にます。
日に日に発生する量も増えて、数百~多いと数千匹のクロバネキノコバエが発生するようになります。
結局、この大量のクロバネキノコバエをどう掃除するかというと、いわゆるコロコロにくっつけて取るか、ほうきとチリ取りで取るか、といったくらいしかないのが現状。
クロバネキノコバエは害を及ぼさないというけれど、床や玄関などそこらじゅうに大量の死骸が残るし、食べ物や飲み物が入った器の中にもぽとりと落ちるし、はっきり言って害はある!!
ほんっとに不快な害虫です。
発生したクロバネキノコバエをコロコロ(カーペットクリーナーなど)で取りきろうと思ったら、数日であっという間に1本使い切るので、常に2,3本のスペアを常備しておいた方がいいです。
コロコロで取る時は、潰さないように、あまり力を入れ過ぎないようにしましょう。
ただ、毎日のこととなると、クロバネキノコバエの大量の死骸を掃除するのは、時間と労力を消耗するだけなので、やはり家の中に侵入しないための対策を取るのが一番だと思います。
クロバネキノコバエを撃退できる可能性
クロバネキノコバエは、網戸の網目さえもすり抜けてくるという強敵。
コバエ除けの殺虫スプレーを、網戸全体に吹きかける人はたくさんいるけれど、それでも室内に侵入されることが多いです。
結局、窓のサッシの隙間からも侵入してくるんですよね。
窓を閉めただけでは、アリやコバエなどの侵入防止対策にはならないので、殺虫剤を網戸にスプレーする時には、窓のサッシにも万遍なく、一緒に吹きかけてください。
それから、できれば、窓のサッシにある穴や隙間も塞ぐのがいいです。
窓以外にも壁と床の隙間などからも侵入してくるから、気になる場所があれば殺虫剤をスプレーして、目張りなどで塞いでおくのが、侵入防止対策にはなります。
とにかく侵入しそうな入口をできるだけ防いで、殺虫剤をスプレーしておく。
これでも、100パーセント完璧に撃退するのは難しいです。
クロバネキノコバエの発生源は、今のところ特定されていないので絶対とは言えないのですが。
クロバネキノコバエは腐った動植物や湿ったところが好きなので、腐葉土や朽木、肥料や水分が豊富な花壇や植木鉢、プランターなどに産卵する可能性が高いです。
窓やドアの近くに、そいうったものがあれば、処分するのも一つの方法だと思います。
まとめ
クロバネキノコバエはまだまだ謎が多くて、適切な対処法がないんですよね。
入り込まないように侵入しそうな場所を塞ぐ、殺虫剤をスプレーする、家の中に入り込んだら地道に掃除する、などでクロバネキノコバエの発生時期をやり過ごすしかないのかもしれません。