台所に蟻が出ると、ドキッとしますよね。
それも何度も侵入されると、はっきりいって憂鬱になってきます。
台所への侵入経路や原因、対処法などについてお話していきますね。
台所にアリの小さいのが出たら
キッチンに蟻が出たら、確認したいのがアリの種類。
人家周辺にアリの巣(コロニー)を作り、食べ物や暖を求めて、家の中に入り込むアリは何種類かいるんです。
アリの駆除に大きな差はないけれど、アリのタイプによっては、侵入した家の中にコロニーを作る蟻もいます。
食の好みも、雑食だったり、肉食だったり、甘いものをより好むタイプだったり、さまざま。
エサを求めて徘徊されるだけでも困るのに、電化製品の中に入り込んで、機会を壊されてしまうこともあります。
家の中によく侵入する蟻として
- ヒメアリ
- イエヒメアリ
- ルリアリ
- アミメアリ
などがあげられます。
どの蟻も小さくて、一番大きい種類でも体長2.5mm程度。
どのアリの種類にしろ、駆除の方法に変わりはないのですが、やはり家の中にアリの巣を作られてしまうのは困るので、なるべく早い対処をした方がいいですね。
家の中に侵入した蟻の対処法としては
- 蟻の巣ごと全滅させる
- アリの侵入口を見つけて塞ぐ
- 侵入口にアリの嫌なものを置く
などの方法があります。
アリは一度エサをみつけると、どんどん侵入してくるので、早めに対処したいところです。
台所に蟻が入る侵入経路
台所への蟻の侵入経路ですが
- 窓の隙間
- 換気扇の隙間
- 勝手口の下の隙間
- 壁と床の隙間
- コンクリの隙間
- シンク下の排水管
など、ありとあらゆる隙間から入ってきます。
窓が閉まっていても、蟻が入れる程度の隙間はあるので、目張りなどで隙間をなくさなければ難しいです。
古い家などで、床下や基礎部分のコンクリートや板に亀裂や隙間ができれば、そこから入り込んでくることもできます。
家の全てを密閉することは不可能なので、
- 蟻が侵入しそうな部分に、アリの嫌なものを置いて予防
- 窓のサッシなど可能な部分は、しっかり塞ぐ
- 原因となる食べ物をしっかり管理する
などで予防していく必要があります。
蟻が台所に出る原因
蟻が台所に出る原因で、一番可能性が高いのはやはり食べ物です。
食べ物をしっかり密閉しているのに、なんで?と思うひともいると思います。
例えば、窓の下や勝手口付近に食べ物の残骸やカスが落ちていたら、アリを引き寄せる原因になります。
我が家の場合でいうと、なえか窓のサッシにお菓子の食べカスが落ちていたり・・・(-_-)
ありえないところに、お菓子の包み紙が落っこちていたり・・・(実際、蟻が侵入してきました)
アリは聴覚がほとんど機能していないので、その代わりに優れた嗅覚を備えているんですね。
一度侵入してエサを見つけると、仲間にエサのある場所を教えて、大量にキッチンに侵入してくるようになります。
お目当てのエサを片付けてしまっても、一度ついた道しるべを辿って、アリは毎日毎日侵入してきます。
で、食べ物がないから、最初にエサがあった場所周辺を、大量の蟻がうろうろしている・・・という光景を目にしたことがあります。
道しるべを付けられてしまったら、エサと認識された食べ物を片付けても、しばらくは蟻の侵入は続く可能性はあります。
それから、キッチン内の他の場所にまで、行動範囲が拡大されてしまう恐れもあります。
原因を片付けるだけでは解決に至らないかもしれないので、しっかり蟻を駆除するのがいいと思いますよ。
まとめ
うちの場合ですが、台所に入られた原因は、子供の食べかけのお菓子でした。
他の引き出しに入られることがなかったのが救い。
全部、密閉容器に入れておいたのが、功を奏したのかなと思います。
食べかけのお菓子を捨てた後も、しばらくアリの侵入は止まらなかったので、早めに対策するのがいいと思います。