ドアミラーやサイドミラーに何度も蜘蛛の巣を張られると、困りますよね。
できればクモ本体を駆除して、ドアミラーやサイドミラーをきれいに保ちたいところ。
今回は、ドアミラーにクモの巣を張らせないために、クモを駆除する方法についてのお話です。
ドアミラーにクモの巣が着く原因
ドアミラーやサイドミラーの内側に住みついている
ドアミラーやサイドミラーに蜘蛛の巣が張られる原因としては、ドアミラーやサイドミラー内部にクモが住みついている可能性が高いです。
クモはエサである昆虫を取れる場所に巣を作ります。
それから、一度巣を作ったら、壊されても何度でも同じ場所に蜘蛛の巣を張る性質があります。
蜘蛛は寒さに弱く、冬は仮死状態になって暖かい季節がやってくるのを待つ生き物。
冷たい風などをしのぐために、ドアミラーやサイドミラーの内側に入る可能性もあります。
車の側に木や植物などがある
蜘蛛はエサを捕食するために、巣を張ります。
木や植物には様々な虫がいます。
車の側に木や植物があれば、木から車に飛び移ることもできます。
また、木や植物を目当てにやってくる虫を網にかけて、捕食することもできます。
ドアミラーの蜘蛛を退治する方法
ドアミラーを分解
ドアミラーのミラーを外して、中にいるクモを駆除する方法です。
ドアミラーを外したら、ドアミラーの内部まで蜘蛛の巣でびっしりだったという例もあります。
中には、卵のう(卵を包んだ袋状のかたまり)が産みつけられていたなんてことも!
中で卵が孵化し、赤ちゃん蜘蛛がワラワラと、ドアミラーの隙間から出入りしていたら、気持ち悪いですよね。
ドアミラーを自分で分解して、内部を掃除する人もいますが、自信がない場合は、ディーラーさんなどでお願いして、クモと蜘蛛の巣を駆除してもらうといいと思います。
ドアミラーにビニル袋をかぶせる
これは日差しが強い時期だと効果がある方法です。
ドアミラーにビニル袋を被せて、下の部分もしっかり縛ります。
しばらく日光にあてれば、ビニル袋の中はサウナ状態に。
耐えられなくなった蜘蛛が外に出てくることがあります。
殺虫剤
実際、殺虫剤をドアミラーの隙間から噴射した話も聞いたことがあります。
殺虫剤噴射したら、ドアミラーの反対側の隙間から蜘蛛が飛び出してきたそうです。
狭い空間に忌避剤が充満して、クモも必死だったんでしょうね。
蜘蛛そのものをドアミラーから追い出したことで、それ以来蜘蛛がドアミラーにクモの巣を張ることはなくなったそうですよ。
特に車体の変色もなかったそうなのですが・・・
殺虫スプレーの注意書きを見ると、『車にスプレーすると変色のおそれがある』と書かれていることがあります。
蜘蛛はいなくなったけれど、車体の色が変色してしまうのも嫌ですよね。
できれば殺虫剤は使わず、最後の最後の最後の手段にとっておいてほしいものですが、もし殺虫剤を使うなら、綿棒の先っぽに付けて、変色しても目立たない場所に付けてみるなど、車体に影響がないか試してみる人もいます。
または、ドアミラーやサイドミラーの外側や周辺を、しっかり養生して、噴射したスプレーが車に付着するのを防ぐ方法もあります。
蜘蛛専用の殺虫剤は、蜘蛛が寄り付かない成分と蜘蛛が巣を張りづらい成分でできています。
蜘蛛を退治すというよりは、蜘蛛が逃げだす、蜘蛛が寄り付きづらくする、蜘蛛の巣が張りづらくなるという効果が期待できるものです。
サイドミラーにクモの巣がつかない環境づくり
木や植物から離して駐車する
可能なら、灌木や植物などから車を離すといいですね。
蜘蛛の巣を張る際の支柱がなくなるため、蜘蛛の巣が張りづらくなります。
また、植物や木と離れることで、蜘蛛の巣にエサがかかる可能性を減らすことができます。
蜘蛛の巣にエサがかからなければ、蜘蛛はドアミラーを捨てて、エサを求めて別の場所に移動します。
灯りのそばに駐車しない
近くに灯りがあると、夜、虫が灯りを求めて集まってきますよね。
その虫を狙って巣を張っている可能性もあるので、街灯や家の灯りの側に車を駐車しない方が、蜘蛛の巣にエサとなる虫がかからず、蜘蛛が他に引越す可能性があります。
ドアミラーを畳む
サイドミラーは難しいですが、ドアミラーをたたんでおくと、蜘蛛は巣を張りづらくなりますよ。
まとめ
ドアミラーやサイドミラーの中にクモが入り込んでしまうと、駆除はなかなか大変です。
もし蜘蛛除けの殺虫剤を使う場合やサイドミラーを分解する方法をとる場合、大切な車を傷つけたくないよう、ディーラーに相談してみるのも一つの手だと思います。
また、蜘蛛が駆除できたら、二度と蜘蛛の巣が張られないようにしたいところです。
クモが蜘蛛の巣を張るのは、エサとなる虫が捕まえられる場所だから。
蜘蛛だけではなく、他の虫が車の回りに寄りつかない対策も合わせてとれれば、蜘蛛が車に近づく可能性も減らせます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。