実は蜘蛛が出る家に多く見られる共通点があるんです。
我が家もしっかりそのクモが出る共通点に当てはまっていました。
今回は、クモが出る家の共通点についてお話しますね。
家の中に蜘蛛が出る原因
家の中にエサがある
家の中にクモが出る家に共通すること、それは家の中にクモがエサとして好む害虫や小さな虫がいるから。
蜘蛛はゴキブリやコバエ、アリ、ダニ、チャタテムシなどを捕食して生きています。
家の中でよく見かける蜘蛛は
- アシダカグモ
- ハエトリグモ
- イエユウレイグモ
- シモングモ
- イトグモ
- オオヒメグモ
などです。
アシダカグモとハエトリグモは、徘徊型なので蜘蛛の巣を張らずに、移動しながらエサを捕まえています。
イエユウレイグモ・シモングモ・イトグモ・オオヒメグモは、造網型なので、クモの巣を張って、エサである虫が来るのを待っているんです。
虫が住みやすい環境
埃
家の中に埃がたまっている場所があると、ダニ等の虫が発生しやすいです。
我が家の場合は、ピアノの後ろに、クモの巣を張られていました。
原因は溜まった埃だと思います。
こまめに掃除をするようにしてから、娘に『蜘蛛の巣張られなくなったね』と言われてます。
食べカス
食べ物のカスは、ゴキブリやアリが発生する原因になります。
アリはエサを見つけると、特別な液を出して『蟻道』を作り、何匹も蟻道を伝って部屋の中に侵入してきます。
ゴキブリも食べカスに釣られて、家の中に侵入します。
虫って、ほんのわずかな隙間でも入り込むんです。
蟻や小さい蜘蛛なら、ドアを閉めてたって入り込めます。
食べカスが残っているって実はとても怖いんでよ。
食べ物
食べ物をつい出しっぱなしにすると、コバエが発生する原因になります。
カブトムシやクワガタなどを飼育している場合も、コバエが発生することがあります。
物が整理されていない
荷物が雑然と積み重なっていると、虫が隠れるのにちょうどいい場所になります。
蜘蛛が隠れるのにも、ちょうどよいスペースになりますよ。
蜘蛛は見た目がグロテスクな不快害虫ではあるけれど、実は害虫を捕食してくれる益虫でもあります。
ゴキブリや蟻、コバエなどで悩んでいたのに、クモを見かけるようになったら、他の虫を見なくなった、という場合は、クモ達がエサとして食べてくれているからかもしれませんね。
アシダカグモが数匹いれば、半年ほどでゴキブリはいなくなる、という話を聞いたこともあります。
蜘蛛を取るか、害虫を取るか、というところでしょうか。
けれど、蜘蛛を放っておくと、クモの数が増える場合もあります。
蜘蛛が多い原因
エサの種類が豊富
クモの種類によって、好むエサは若干違います。
基本どんな虫も食べますが、ハエトリグモなんて名前がつく位なので、やっぱりコバエを好んで食べます。
アシダガグモなんて大きくなれば、ゴキブリの成虫やバッタだって、捕食します。
いろんな種類のクモを見かけるなら、エサとなる害虫の種類が豊富なのかもしれませんよ。
産卵
あたり前ですが、クモも産卵して増えます。
実際、家の中で卵のう(クモの卵がひと塊りになったもの)を見つけたという人は、結構います。
クローゼットや押し入れの奥や、洗面所の隅、箪笥の裏など、目立たない場所で見つける場合も多いです。
孵化した場合、しばらく大量の蜘蛛の赤ちゃんを見る羽目になります。
赤ちゃんグモは次第に大きくなりながら、だんだん目にする数が減ってくるのですが・・・大量のクモが家の中にいるのは嫌ですよね。
クモの種類によって、産卵する時期や回数、孵化する時期は違います。
家に出たクモの種類を確認して、産卵時期なら駆除するなど、対策をとりましょう。
蜘蛛対策で家を守ろう
クモを家に放っておくと、確かにその他の害虫は減ります。
私はゴキブリよりクモの方が耐えられるので、益虫として放っておいてます。
そうはいっても、クモ嫌いな方にしたら、クモ見るならゴキブリの方がまだマシ!と言う人もいるでしょう。
クモへの対策として、
クモと共存する
クモを家の中で見かける代わりに、ゴキブリは全く見ていません。
私のように、他の害虫がいなくなるなら、クモは家の中にいてもOKという場合です。
産卵時期は、気を付けるといいですよ。
クモだけを駆除する
クモを駆除すると、ゴキブリやコバエなどの害虫が増える可能性はあります。
けれど、大嫌いなクモを見なくて済むのは助かります。
クモを家に寄せ付けないためには、
- クモの嫌いな匂いを部屋や侵入しそうな場所に付ける
- 軒下や玄関などに、クモの巣を張れないよう忌避効果のある殺虫剤を撒く
などの方法があります。
クモと害虫どちらも駆除する
エサとなる害虫がいなくなれば、クモもいなくなる。
ということで、ゴキブリや蟻、コバエ、ダニなどの害虫駆除が先決になります。
- 害虫駆除には、こまめな掃除が一番で、食べカスや埃を残さない。
- 物を片付けて、虫の温床になりやすい環境を作らない。
害虫駆除と合わせて、クモの忌避効果がある匂いや成分で、クモを家に入れないようにすると、効果アップの可能性もあります。
まとめ
クモがいる家の共通点は、エサとなる虫がいること。
ここじゃエサが手に入らないと分かれば、クモはエサを求めて家を出て行きます。
クモが嫌いな匂いは、人によっては好きな香りな場合もあります。
クモの駆除と合わせて、家の中を好きな香りにして、お気に入りの空間にするのもいいのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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