一生に一度の初節句。
だからこそ、大切に祝ってあげたいですよね。
早生まれの場合、せまってくる端午の節句をどうすべきか悩むところなんです^_^;
今回は、早生まれや4月生まれの男の子の初節句を来年にするメリットや、ご両親と意見が分かれた場合の対処法についてのお話です。
初節句男の子が早生まれなら来年がいい理由
私の甥っ子は、12月生まれなんです。
1月~3月の早生まれよりは、1ヵ月早い誕生になりますが、状況は近いかなと思い、このお話を書いてみた次第です。
甥っ子は、5月5日の端午の節句の日には、生後4カ月ちょっとなんです。
私の義弟夫婦は、初節句を翌年に見送りました。
理由は、いくつかあって
- 産後の回復が思うようにいかず、5月に体調が万全か不安
- まだ身体がしんどく、五月人形や鯉のぼりを選びに行くのはつらい
- 端午の節句の飾りは、いいものは早く売り切れてしまうため、残り物から選ぶのはちょっと・・・
- せっかくの初節句、ゆっくり準備して祝いたい
というのが、主だった理由みたいです。
確かに、産後4カ月って、私もやっと育児のリズムに慣れてきたところだったんですよね。
私、産後も実家に帰った期間は短くて、産後数週間目から、親は頼らずの育児だったんです。
だから、お宮参りの写真もお食い初めの写真も、見返すとボロボロです笑
顔には疲れも出ているし、身だしなみもビミュー笑
うちの子たちは、2人ともお節句の後に生まれているので、初節句までは1年近く間があったのが救いでした。
たぶん、これで初節句までとなったら、身体も心も休める時間なかっただろうな~と。
なので、甥っ子の初節句を来年に回したいという、両親(私にとっては義兄弟夫婦)とくにママの要望は、すごくよく分かるし、翌年に回せてよかったなと思います。
初節句男の子が来年にするとこんなメリットが
一緒に食べることを楽しめる
初節句を翌年に回すということは、もちろんお食い初めも住んでいるし、1歳の誕生日も過ぎていますよね。
離乳食が進んでいる為、初節句のお祝いの席で、祖父母、両親、甥っ子みんなで食事を楽しむことができたそうです。
もちろん、食べるものは違いますけれど、一緒に食事を囲めるのは楽しいですよね。
初節句は、生まれてきた子の健やかな成長を願う場でもあります。
生まれてきた孫がパクパクと食事をする光景は、まさに子供の成長を実感できて、祖父母も嬉しかったそうです。
五月人形や鯉のぼりはお気に入りを選びたい①
端午の節句に飾る五月人形や鯉のぼりの商戦は、桃の節句時期には始まっていたりします。
個人差はあると思うのですが、産後数カ月の身体で、生後1,2か月の赤ちゃんを連れての外出は、なかなか大変なものがあります。
兜も金太郎人形も鯉のぼりも、たくさんの種類があって、見た目も大きさも金額もバラバラ。
体調が万全でない時に、長時間立ちっぱなしで選ぶという作業は結構ハードです。
私は、浅草橋まで両親と買いに行ったのですが、どうせ選ぶなら、やっぱり自分が気に入ったものを選びたい!
とお店をハシゴして、何度も見比べて、数時間かけて納得のいくお節句の人形を選びました。
五月人形も鯉のぼりもこれから何年、何十年とお節句の時期に飾るもの。
2月に出産した私の知人は、近くのお店でとりあえずという形で選んだそうなんです。
買うときには『兜なんて、飾ればどれも同じ』と思っていたそうなのですが。
ママ友の家に遊びに行くと、見た目や質の違い、サイズ等、色んなことが目に付くそうで・・・
毎年、兜を出すたびに『もっと時間をかけて、ゆっくり選べばよかった』と後悔するという・・・話を聞いているこっちもせつなくなるような、ツライ気持ちを話してしてくれたことがあります。
せっかく飾るなら、毎年、嬉しい気持ちで飾りたいですよね。
五月人形や鯉のぼりはお気に入りを選びたい②
五月人形や鯉のぼりをじっくり時間をかけて選ぶ大切さはもちろんのこと、購入する時期も大切です。
2月、3月に出産した場合、床上げも考えると1ヵ月位は、外出も大変だと思います。
端午の節句の用品は、桃の節句の時期には売り出されています。
人気があるものは、早々と売り切れてしまうことも!
もちろん、全部が売り切れることはないけれど、五月人形を買いに行ったら、気に入ったのは売り切れていたというのは、よく聞く話です。
ホントに早く売り切れるものはあっという間で、私は1月に娘の雛人形を浅草橋に買いに行ったのですが、売り切れ商品既にいくつかあったんですよ。
節句の飾りを買いに行く時期が遅ければ遅い程、選択肢も狭まります。
『五月人形や鯉のぼりはお気に入りを選びたい①』のお話にも通じますけれど、
気に入った物が売り切れていて、残った選択肢から選んだ場合、来年以降、お節句の飾り付けをするたびに、『やっぱり一年待てばよかったかな』とか『あっちの方がステキだったな』とか後悔の気持ちがわき上がるのは、飾っててつまらないです。
義兄弟夫婦は、初節句を翌年に回したことで、早い時期にゆっくり時間をかけて、気に入った五月人形を選べたそうです。
気に入ったお飾りなら、大切にする気持ちも芽生えるし、送ってくれた祖父母も嬉しいと思います。
一生に一度の初節句をゆっくり祝ってあげられる
出産後、数カ月は自分の身体が思うように動かなかったり、慣れない育児にリズムがつかめなかったり、なかなかうまく事が運ばないことが多かったです。
そんな中で、お宮参りやお食い初めを行い、初節句の計画を立てて、準備をするのはとても大変。
いつやるか決まっているお宮参りとお食い初めは日を改めてというのは難しいけれど、初節句は生後なん日という決まりはないですよね。
初節句は一生に一度のものだからこそ、来年に回すことで、大切にゆっくり祝ってあげられます。
義兄弟夫婦は時間をかけて、計画を立てたり、準備をできたようで、納得のいくお祝いをしてあげられたことに満足していました。
後で写真やビデオを見た時に、後悔やマイナスの感情が湧きあがるのは辛いです。
のちのちまで、楽しい思い出に残るのがべストですよね。
早生まれの初節句、いつするか親と意見が分かれたら
大切な息子のお祝いですもの、自分の体調が万全の時にゆっくりお祝いしたいのが本音ですよね。
そして、その考えを親が汲み取って、お子さんの大切な初節句を来年、両方の実家と円満に祝福してくれたら嬉しい。
実両親、義両親とも揉めずに事が済むのが理想ですよね~。
でも、親御さんの中には、お食い初めを来年に回すことに納得いかなかったり、怒ってしまうなど、うまく話が進まない場合も結構あるみたいです。
『こっちで準備するから何もしなくていいよ』などと全部準備してくれて、手間が減って助かる場合も多いようですが。
親は初節句を今年済ませてしまいたい、でも自分は来年に回したいという場合、来年に回したい理由を説明して、両親に納得してもらう必要がありますよね。
もし、理解してもらうのが無理なら・・・喧嘩覚悟で、とことん親と話し合ってみる・・・という方法もあるけれど、最悪の場合、
初節句を来年に回せたけれど、親が出席を拒否
なんて悪いパターンになりかねないことも。
もし、どうしても両親が『今年やりたい』というなら、思い切って、自分で準備は諦めて、おんぶに抱っこでお願いしてしまう、という考えもあります。
実際、初節句ではないのですが、いろんな行事で親の意見を優先してお願いしちゃったことあります笑
もし・・・もしもですが、ご両親が設定してくれた初節句が、どうしても納得できなかったなら、自分自信の中での『初節句』を来年、家族団らんで行ってもいいのかなと思います。
また、初節句のイベントは行うとして、節句のお飾りを買うのは来年に回してもらうとか。
ご両親として、初節句のイベントを行うことに意義があるのかもしれないですしね。
実両親なり、義両親なり、
- 節句のお祝いがしたいのか
- 節句の飾りを購入したいのか
- 初節句をなぜ今年しないとだめなのか
そこら辺をしっかり聞いてみると、以外に解決の糸が見つかるかもしれません。
地域のならわしの関係だったり、親としての面子が絡んでいる場合もあるでしょうしね。
譲れない理由を考慮した上で、
節句のお飾りを両親に贈ってもらう場合
自分たち夫婦の我がままになってしまいますが、気に入ったものを選ばせて頂けませんか。
今から選ぶのは、選択肢が狭まってしまうので、来年種類がある時にゆっくり選びたいです。
と、せめてお節句の飾りは好きなものを選ばせてもらうのはどうでしょうか。
出産日が早生まれの場合
せっかくの息子のお祝いごとなので、習わしにのっとって、お食い初めを済ませて、来年ゆっくり初節句を祝いたいのですが、いかがでしょうか。
お宮参りは、男の子なら生後31日目に行います。
お食い初めは生後100日頃に行うので、1月生まれの赤ちゃんの場合、微妙に間に合ってしまうかもしれません。
けれど、お食い初め終わって、すぐの初節句は慌ただしくて、ゆっくりお祝いしてあげられないので、
初節句も大切な行事なので、来年、ゆっくりお祝いの場を設けさせてください。
などと、生まれた子の成長を祈る行事に順番を大切にしたい旨を、伝えてみてはどうでしょうか。
お節句の飾りを扱うお店によっては、早生まれや4月生まれの場合、初節句は翌年にするのがいいとしているところもあります。
専門の方の意見だと、また反応が違うかもしれないです。
まとめ
初節句は大切なイベントだけど、母体や赤ちゃんの健康が第一。
体調が回復しきっていない中で、慌てて準備して、一生に一度の大切な初節句に後悔が残っては、もったいないです。
しっかり回復してから、余裕をもって、お子さんの初節句をお祝いしてあげられたらいいですよね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。