我が家の小学生の子供達は、片付けが嫌いです。
部屋や勉強机が汚かろうがお構いなしです。
散らかったリビングで、平気でダラダラしてます。
そんな様子を見て、母親の私がブちぎれるのが定番の我が家ですが、さすがにイライラしたり、怒ったりするのが疲れて来ました。
我が家なりの工夫で、イライラと私の怒鳴り声が少し減ったお話です。
子供の片付けにイライラしたら
我が家の子供たちは、息子も娘も片付けが苦手です、そして大嫌いです。
性格ブスならぬ『生活ブス』な子供達。
なるべく怒らずに片付けを促しているつもりですが、イライラが頂点に達すると、つい怒鳴り声をあげてしまいます・・・。
そして、子供達も気まずそうに固まるという・・・。
なんとか片付けが終わった後には、怒鳴り散らした疲れと罪悪感で、心身共にヘトヘトになっていたりします。
片付けを注意する場所も、子供部屋のクローゼットから勉強机、リビングともに常に汚いし、範囲が広い(>_<)
子供の片付けは言い方次第!?
子供達にあんまりにも怒鳴っているので、見かねた主人からひとこと。
『もし自分だったら、怒られてまで言うことを聞きたいと思う?』
(゜-゜)・・・目からウロコでした。
もし自分だったら?
- そりゃ、怒られるよりは優しく教えてもらえた方が嬉しいし、頑張れそう。
- 毎度、怒鳴られていたら、委縮してしまうかも。
- それか嵐が過ぎ去るのをやり過ごして終わるかも。
怒るのって、自分自身も疲れるんですけれどね。
昔、娘に『ママも怒るの疲れるだろうけど、怒られる方も疲れるんだよ』と言われたのを思い出しました。
そう、怒られる方も疲れるそうです笑。
確かに怒られると、大人だって心が消耗しますよね。
怒らないで、子供達に整理整頓をしてもうらべく、まずはどんなふうに声掛けすべきか考えました。
普段の私の声掛け
- 早く片付けて!
- 床にモノを置かないで!
- テーブルの上片付けて!
- 元の場所に戻して!
- 何回言ったら分かるかぁ(怒)
書き出してみて気付いたのですが、この言葉掛け、『どうやって』が抜けているんですよね。
また、子供達の行動をチェックしていると、
後で遊ぶから、とりあえず端っこに置いておこう
という考えもあるようです。
だから、
早く片付けて!
→とにかくママの目につかないところに片せ!とばかりに隅っこにごちゃっとまとめられる
床に物を置かないで!
→下に置いちゃいけないんだ。じゃあ、上に置くのはいいんだ。
ということで、テレビボードの上や、キッチンカウンター、テーブルの上などなど、とりあえず、床の上から物を移動する。
テーブルの上片付けて!
→置くところがない。とりあえず部屋の隅(または床)に置いちゃえ。
元の場所に戻して!
→元の場所が分からない・・・じゃあ適当にここら辺に置いとけばいいかな→床に一時避難(笑
使わないなら片付けて!
→まだ後で遊ぶもん
なので、言葉かけをする際に『どこに』『どうやって』片付けるのか追加してみました。
使わないものは自分の部屋に置いてきて
脱いだ服をたたんで、クローゼットにしまってきて
汚れた服は洗面所の籠に入れて
学校で使うものは棚に片付けて
などなど・・・ちょっとアバウトな指示なんですが笑
そうしたらですね。
具体的な指示をだすことで、私の片付けと、子供達の片付け、少し方向性が近付いたような気がします笑
なんでそこに片付けるかな(怒)
なんでそこに置くかな(怒)
言葉を少しプラスするだけで、イライラの感情も減りました。
ここで、もう一つ気付いたことがあります。
うちの子たち、小学生です。
小学生なのに、いちいち片付ける場所ややり方まで説明しないといけないの?
それで、考えた方法なのですが・・・
子供の整理整頓でイライラしないコツ
同じ小学生でも、片付けがじょうずな子、苦手な子、きれい好きな子、ずぼらな子、個性は色々です。
私の母は、めちゃめちゃきれい好きですが、私は小さい頃からずぼらちゃん。
必ずしも、親の習慣が子供にも影響するとは思えないんですよね~(言い訳かもしれませんが笑)
片付けや整理整頓に個性があるとするなら、同じレベルでの整理整頓を全ての子供に適用しても、絶対できる子、できない子分かれるはず。
そこで、うちの子はどのレベルなのか考えてみることに。
レベル1→片付けの仕方が分からない
レベル2→まとめて隅っこに寄せることはできる
レベル3→大まか(子供部屋、机など)には戻せるが、ぐちゃぐちゃ
レベル4→元の場所(机の引き出し、棚など)には戻せるが、ぐちゃぐちゃ
レベル5→全てを元あった場所に、きれいに戻せる
レベル6→細かく種類別に収納できる
こんな感じにわけてみました^_^;
下の息子(小学校中学年)は、レベル2・・・いやレベル3はできるか。
上の娘は(小学校高学年)は、レベル4
だとすると、私の希望通りに、きちんときれいに整理整頓することは、今の子供達には無理ということ。
それに、下の息子の机や棚は、それはそれはごっちゃごちゃなんですがね、でも本人は全く困っていない。
それに、必要なものを必要な時に探し出せるんですね笑
そして、その状態でも本人にとっては『片付いている』状態なのだそう^_^;
ならば、今は息子レベルに合わせてレベル3のお片づけができていれば、OKということにしました。
上の娘は、今、レベル4からレベル5に徐々に移行中なので、もうしばらくはレベル4のお片づけができていれば、問題なし。
我が子のできるレベルを親である私が把握することで、急にふっきれました笑
私がレベル6だとしたら、今まで随分子供達に無理をふっかけていたなぁと。
例であげるなら、スイミングでクロール練習中の子供に、
『クロールなんか誰でもできんだよ!いますぐ背泳ぎやれ!』って言ってるようなもんだったのかなぁ。
現時点での子供の行動をレベル分けしてみること、意外とおすすめです。
行動のレベル付けは、意外と他の事にも使えるんですね。
私は、やることがいっぱいいっぱいになってしまったときに、今の自分なら、どのレベルまでならできるのか判断します。
すると、今の私なら、ここまでできたら充分だよね、と気持ちが落ち着いたりします。
掃除も完璧が難しくても、今、どのレベルまでできていれば、大丈夫なのか、など。
あ、あと、子供の自主学習などにも役立ちますよ!
頑張りすぎず、子供が余裕をもってクリアできるレベルを設定することで、親子の気持ちもすっきりしました(^-^)
まとめ
レベル分けをして、それに応じた言い方をしてから、子供へのイライラは大分少なくなりました。
子供達も、片付けしやすくなったそうです。
次は、レベルをあげるために、どうしたらいいのか考えて、実行してみたいなと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。